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ヨーロッパ史 拡大と統合の力学
著者 大月康弘(著)
世界暦と黙示的文学が終末意識を突き動かすとき,ヨーロッパの歴史は大きく躍動した.古代末期に源流をもつ地中海=ヨーロッパの歴史を,人びとを駆動し「近代」をも産み落とした〈力...
ヨーロッパ史 拡大と統合の力学
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ヨーロッパ史 拡大と統合の力学 (岩波新書 新赤版)
商品説明
世界暦と黙示的文学が終末意識を突き動かすとき,ヨーロッパの歴史は大きく躍動した.古代末期に源流をもつ地中海=ヨーロッパの歴史を,人びとを駆動し「近代」をも産み落とした〈力〉の真相とともに探究する.「世界」を拡大し,統合した〈力〉とは何か.ナショナリズムと国民国家を超えた,汎ヨーロッパ世界展望の旅.
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紙の本
独特の視点からヨーロッパ史を著した1冊です。
2024/02/13 21:00
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投稿者:広島の中日ファン - この投稿者のレビュー一覧を見る
当書はタイトル通り、ヨーロッパ史を著した1冊です。
ですが第1章から章を進むにつれて時代が進むといった、本来の歴史を著す方式は取られていません。各章ごとに著書独特の視点をテーマに挙げ、そのテーマに沿ってヨーロッパ史を著しています。ある章が終わって、次の章に入ったらまた時系列がリセットされて昔から歴史を著す、といった方式を取っています。
私は高校時代に歴史を習わなかったので、テーマごとに歴史が語られる当書の記述方式はかえって読みやすかったです。読み進めるのが気楽な書籍でした。