紙の本
一流ブラック企業
2024/03/26 17:44
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投稿者:ロンバルド - この投稿者のレビュー一覧を見る
流石電通と言いたいところだが、ここ数年の出来事を見るとこんなもんじゃないでしょ、と言いたくなる。もっと表に出ても良いと思うが。
紙の本
想像の上をゆく異常な激務とブラックぶり
2024/03/23 21:36
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投稿者:キック - この投稿者のレビュー一覧を見る
エリート電通マンによる入社から退職までの自身の回想録。電通マンとしての人生の悲喜交々や電通の暗部を赤裸々に語っています。ブラック企業と名高い電通ですが、想像の上をゆく異常な激務とブラックぶり。加えて異様なエリート意識に驚くとともに気分も悪くなりました。異様な社風に日々蝕されて感覚が麻痺していくのでしょうね。どんなに高給であっても、この会社では働きたくないと思いました。それにしても、CMに起用されるタレントは、キーマンが「好きだ」とか「大ファン」といった理由で決められるとのこと。特に企業戦略はないのですね。
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確かに電通のサラリーマンの給料は他の企業よりもずっと高い!更に会社の金を湯水の様に使って過ごし何がぼろぼろだ!最後にわ酒びたりそりゃあ奥さんからも愛想つかされルワ。真面目にしていりゃ億万長者だ!何が個人破産だ!他のOO日記の筆者に申し訳ない。少々罵倒し過ぎた、でもまあまあ面白かったです。
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電通で長年華やかな仕事をしてきた筆者だが、その反動で早期退職からゴロゴロと人生の下り坂を落ちていっている様がなんとも切ない。
現役時代は、仕事という名目で国内外様々な場所を訪れ、かなり楽しんでいたようだけれど、今の時代では考えられない相当な体力、精神力を持っていないとやってこれなかっただろうと思う。それくらい大変な仕事を長年やった後の未来がこうだと、死ぬ気で働く意味って、、、と思ってしまう。
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電通営業マンの非常に生々しい半生を書いたもので、広告業界の一端を知ることができてとてもおもしろかった。
筆者は、電通のバブル崩壊後から早期退職まで一貫して営業畑を歩み、その立場から見た電通をありのままに本書では描かれている。ジャパネットたかたの躍進に貢献した話、Jリーグ各チームのユニフォームスポンサー枠を獲得した話など、筆者が優秀な営業マンだったことがよく分かる。
筆者が後書きで書いてるように、イニシャルや仮名を使っているが、すぐにどの会社の誰か分かるような内容で、電通営業マンのリアルが理解できる。もちろん、電通ほどの巨大企業になれば、自社への見解や口コミは様々で一様にまとめることはできないが、本書を通じて、営業マンから見た電通の姿を知ることができ、広告業界に興味のある人はぜひ読んでほしい。
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電通という華やかそうな仕事だけど、私生活はボロボロで、借金、自己破産と…。大変な仕事は大変だな、平凡がいいんだな、と思った。
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知っていた話もあるし、知らなかった話もある。今もこんなことがあるかどうかわからないが、昔はこんなことがあったんだろうと思う。
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僕より10歳ほど上の元電通社員の回顧録。
学生時代、広告代理店への就職を考えた時期があったが、ある先輩の話を聞いて翻意した。
広告代理店に興味を持っていた自分にとって、この本に特段の新しい話は見つからない。
まぁ、そんなとこだろう、ということが綴られている。
いずれにせよ、どこの業界であれ、ごく一部の幸運な例外を除き、勤め人の多くは静かに寂しく、職場を去ることになるのだろう。
光が濃ければ濃いほど、影もまた濃いのかもしれない。
アルコール依存になってしまい、体を壊したのも、体が強かったせいもあるのかもしれない。
体が弱ければ、まずそこまで飲めないものだと思う。
少し健康も取り戻しつつあり、希望を持ち、前向きに歩み始められたところで終わっているのは、一つの救いと感じた。
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広告代理店の実態が包み隠さず書かれていました。
時代の流れもあるが、世の中なるようになっているのは裏でいろいろあるからなんだろうなと感じます。
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2024.03.25
発売を知って、「電通!?絶対買う!」となって珍しく即買いしました。
今まで読んだシリーズの中で一番内容が難しかった。
メディア、マスコミ、広告代理店の利害関係がよくわからなかった。
そしてコネ入社ばっかりなのね。コネでもそんなに激務のところでは働きたくないけど、芸能人やらにもたくさん会えたり映画や舞台やあらゆる広告に携わるから大変だけどやりがいのある仕事なのかな…
というか高橋まつりさんの自殺の件でも社内ではピンと来てないところが怖い。まさに社畜という感じ。ずっと同じところで働いてると感覚が狂うんだろうなあ。
大企業に勤めてて、お給料たくさんもらってキラキラした仕事をしていても人生幸せかどうかは…飲酒で体も家庭もボロボロなんて何のために働いてるのか…そんだけストレスもすごいんだろうな。
久々に読み応えのある日記シリーズだった。
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最大手広告代理店である電通。
そもそも電通とは?広告代理店とは?を垣間見たく、ギラギラ感や華やかさを印象づける情報が多い中、本書のタイトルに惹かれて手に取ってみた。
時代背景も含めた想像以上の激務さ、理不尽さと、想像通りの華やかさと、広告業界や電通という企業の中身をチラ見することができ面白い著書でした。
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2015年に亡くなった高橋まつりさんのニュースを見てからずっと、電通ってどんな会社?と気になっていた。中田敦彦さんのYouTubeでその輪郭を知ってから読んだこともあり、不気味な黒幕のイメージは払拭された。それはそれでまた別の怖さはあるけれど、、
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電通では無いけれども広告業界に身を置く自分からしても、「広告業界」での慣例や夜の席、などはよく聞く話としていつかは我が身として捉える内容がおおかった。ハードな労働の一方で、過労自殺なども産んでしまう環境の劣悪さが、是正されていく方向になることを、願う。
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電通時代のヤバめエピソードが面白かった。営業のやり方や内部情勢の話とか。コネ入社で最も力を持つのは、クライアントの宣伝部長の子息ではないという話とかも。全体的にちょっと著者のプライドが透けて見える。
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華やかな世界(広告業)の裏側(謎接待、コネ、ハラスメント、過重労働等)。
それにしてもよく電通は許可したな本書の出版を。それほどまでに周知の事実であり、過去の出来事(今は改善された)ってことなはのだろうか。