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紫式部と清少納言 二大女房大決戦
著者 瀬川貴次
紫式部は執筆に追われていた。「源氏物語」を餌に、帝の関心を愛娘・彰子へと向けさせたい藤原道長から、続きを催促されているのだ。創作の手がかりが欲しい紫式部は、素性を隠し、荒...
紫式部と清少納言 二大女房大決戦
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紫式部と清少納言 二大女房大決戦 (集英社文庫)
商品説明
紫式部は執筆に追われていた。「源氏物語」を餌に、帝の関心を愛娘・彰子へと向けさせたい藤原道長から、続きを催促されているのだ。創作の手がかりが欲しい紫式部は、素性を隠し、荒れ屋で暮らす清少納言の元を訪れる。そこで、皇后定子の霊鬼が宮中を徘徊しているという噂を、うっかり口にしてしまい…。小競り合いばかりの二人が、霊鬼探しでまさかの共同戦線。平安文学好きには夢、超展開の二大女房大決戦! サイテーのライバルがサイコーのバディになる!?
目次
- 一 宮仕えが始まる/二 駿馬の骨/三 物語は続く/四 御所に棲む鬼/五 曲水の宴/あとがき
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紙の本
道長と女達
2024/02/08 09:34
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投稿者:あゆ - この投稿者のレビュー一覧を見る
登場人物の背景や血縁関係などを把握していないと少し難しいけれども、今まで無かった視点で書かれた作品に感激します。紫式部や清少納言は名前こそ有名ですが、その人が本当に生きて暮らして考えていた一人の人間として初めて触れました。架空の物語ですが、誰もが紫式部ってどんな人だったのかなと一度は頭に浮かんだ経験はあると思いますが、見事に瀬川先生の手で人としての紫式部・清少納言が動いてます