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鉞ばばあと孫娘貸金始末 まがいもの
著者 千野隆司
お鈴は両親を亡くし、金貸しの祖母お絹と二人暮らし。看板描きの仕事をしながら、祖母の集金を手伝っている。ある日、お鈴は身投げしようとする絵描きの与三次を見つける。絵が描きた...
鉞ばばあと孫娘貸金始末 まがいもの
まがいもの 鉞ばばあと孫娘貸金始末 (集英社文庫 歴史時代)
商品説明
お鈴は両親を亡くし、金貸しの祖母お絹と二人暮らし。看板描きの仕事をしながら、祖母の集金を手伝っている。ある日、お鈴は身投げしようとする絵描きの与三次を見つける。絵が描きたくないから、お絹に借りた金を月末までに返せないという。与三次の身投げを止めたお鈴は、お絹が与三次の技量を見込んで金を貸したことを知り、絵を描かない秘密を探っていくが……。強欲だが悪にも厳しい、鉞で客を脅す江戸最強のばばあと、柔術使いのお転婆孫娘の痛快事件帖、第2弾!
目次
- 第一話 売れない絵師/第二話 落とした富籤/第三話 昔の悪い仲間
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紙の本
鉞が武器だったとは
2024/02/14 19:50
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:BHUTAN - この投稿者のレビュー一覧を見る
柔術をつかう孫娘にもびっくりだが、祖母も鉞投げという秘儀をもっていたとは。
おせっかいな孫お鈴を上手に使う祖母絹。
さすがただの金貸しではない。
フットワークが軽いだけではなく、情報収集能力にも長けている孫の存在が大きいな。
面白すぎて次が読みたい。