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あやかし屋敷のまやかし夫婦 家守と謎めく花盗人
【電子版巻末にはajimita先生によるカバー用イラストをそのまま収録!】『親友・千尋へ。もし俺の身に何かあったら、この手紙を渡して欲しい』真琴と千尋が契約夫婦として、鎌...
あやかし屋敷のまやかし夫婦 家守と謎めく花盗人
あやかし屋敷のまやかし夫婦 2 家守と謎めく花盗人 (ことのは文庫)
商品説明
【電子版巻末にはajimita先生によるカバー用イラストをそのまま収録!】
『親友・千尋へ。もし俺の身に何かあったら、この手紙を渡して欲しい』
真琴と千尋が契約夫婦として、鎌倉の「あやかし屋敷」で過ごす初めての冬。
一通の、宛先不明の手紙が見つかった。
それは千尋の亡き親友で、この屋敷の元所有者・遠原の書いた「遺言」だった。
渡し主のわからないこの手紙と、あやかしに深くかかわる事件が、
不器用に育まれつつあった夫婦二人の絆を大きく揺るがすことに――!?
これは、想いの伴わない「契約が」、
かけがえのない「約束」へと変わっていく物語。
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第2弾
2024/03/22 18:33
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投稿者:くみみ - この投稿者のレビュー一覧を見る
居場所を失った主人公と半妖の「契約夫婦」が住まう、あやかしが集う鎌倉の屋敷を舞台にした等身大の優しさ溢れる物語、第二弾。
お馴染みのメンバーのお馴染みなドタバ劇から、予想外のシリアスな展開まで、ちょっとした意外性が感じられ良かった。
前作からの設定もブレずにしっかりと引き継がれ、各話にも絶妙な繋がりを持たせる事で世界観の奥行きを感じた。
第一印象は平凡としか言いようがない男に、今作すべて食われたと言ってもいいくらい、恐るべき存在感の新キャラ高旗さん。変わり身の早さが良くも悪くも最大限に発揮されていて、常に全身全霊な所も好感がもてた。
勝手にすれ違ってる夫婦のいい起爆剤(ここも夫婦が勝手に勘繰って)にもなりそうで、そこも今後に期待。
ネガティブな面は、前作同様「真琴の卑屈さ」が気になった。契約の面での悩みはいじらしくて可愛く思えるが、以前の生活の話を引っ張ってくる時はどうしてもネチネチ感が否めない。周りに支えられて少しずつでも前向きになってくれたらな、と