投稿元:
レビューを見る
まだ2024年始まって数ヶ月だが、1番面白かった本。内容はユニクロ創業から現在に至るまで、取材形式でまとめた内容を、特にユニクロ(柳井氏)を中心に描いてはいるものの、その中立性を担保しようと文章に工夫されている。同時にエンターテイメント性がつよく、そのユニクロの隆盛の時代にのめり込める内容。非常に面白い1冊です。
投稿元:
レビューを見る
『作ったものを売るのではなく、売れるものをつくる』
言うは易し、行うは難し
これができたら無敵企業です。
『ユニクロとは何か』を常にコンパスの真北にして、
売れるものをつくること。それが完成に近づいた時に、延長線上には無かった世界一が見えてくるのでしょうね。誰が見ても大企業ですが、まだまだ成長企業としての物語が続くと思います。
自分の会社は、何者であるかを社員全員と話し合いがしたいなと思います。一社員として、どこまでそこへもっていけるか、これは私の挑戦になります。
ここ最近読んだ本の中で、ぶっちぎりの良書です!
積読になっていた[成功はゴミ箱の中に]と[プロフェッショナルマネジャー]も読みます。
投稿元:
レビューを見る
2024年 35冊目
ユニクロの原点から始まり、これまでの功績を緻密に書き記した長編大作。
柳井会長の見据えるビジョンの高さと、それを実現するための行動力は、追随を許さない凄みを感じた。また、小売業に携わる人間、大企業に勤めている人間にとって参考になるような情報や失敗談も書かれており、ビジネス書としても参考となる1冊であった。
管理者・経営者の立場になった時に改めて読み返したい。
投稿元:
レビューを見る
p028 過去は変えられないが、だが、いまをどう生きるかによって過去は再定義できる (著者)
p049 ジャスコは三重県四日市で江戸時代から続く呉服商の岡田屋かと兵庫県姫路市のフタギ、それに大阪のシロが合併
小嶋千鶴子 岡田卓也の姉
p79 できないことはしない、できることに優先順位をつけてやる
p83 「ええか、失敗するんやったら俺が生きているうちにせえよ」
p095 人間が想像できることは人間が実現できる
ハロルド・ジェニーン 現実の延長線上に目標をおいてはならない 「プロフェッショナルマネジャー」
p101 マクドナルドの創業者 クロック
be daring, be first, be defferent
勇敢に、誰よりも先に、人と違ったことを
p102 広島県福山市 青山商事、長野市 アオキ、福島県いわき市 ゼビオ、岡山 はるやま
p125 GAP SPA; specially store retailer of private label apparel
p167 それまで僕も努力をしてきた。でも、たいして成長がなかった、。それはなぜか。行き先を決めていなかったからです。
p192 メイバンクの広島銀行宇部支店長
p201 旭硝子 三菱財閥の岩崎弥太郎の甥を創始者 社名に三菱を冠していないものの三菱グループの中で名門企業のひとつとされている
p225 本田宗一郎 成功とは99%の失敗に支えられた1%である
p239 玉塚の祖父は玉塚証券の創業者
p245 ZARA アマンシオ オルデガが創始したインディテックス スペインではサラと発音
p260 ポートランドのW+Kのオフィスの1階には fail harderという言葉が掲げられている。
もっと盛大に失敗してみろ
p346 H&M スウェーデン GAP アメリカ
p350 佐藤可士和 ユニクロ 6つの定義
服装における完成された部品である
人それぞれにとってのライフスタイルを作るための道具である
つくり手でなく着る人の価値観からつくられた服である
服そのものに進化をもたらず未来の服である
美意識のある超・合理性でできた服である
世界中のあらゆる人のための服、といういみで究極の服である
p361 柚木治 野菜で失敗 GUで挽回
p370 野菜での失敗で学んだ教訓
顧客を知る努力は永遠に続けなければならない
新しいことを始めるときは、今ある常識を誰よりも勉強しなければならない
社内外を味方につけて、その力を使いつくさなければならない
p447 ユニクロ 第一形態 カジュアルウエアの倉庫 第二形態 ロードサイド店 第三形態 SPA 第四形態 情報製造小売業
p476 柳井は常々、日本のスタートアップ起業家に対する苦言を口にする
他のものと目線でものをみるんじゃない
広く世界にヒントを求めて視野を広げろ
上場やバイアウトがゴール?そんな引退興行みたいなことでまんぞくしていいのか
p374 柚木くんは服をたたむより会社をたたむほうがうまいねぇ
投稿元:
レビューを見る
オススメで出てきた本。ユニクロの創業から現在までを分かりやすく時系列でストーリー化した本。何と言っても書き手の表現力とそれをまとめる文書力が高くすっと頭に入ってくる。柳井さんの日々の自省・内省は、見習うべき点で、私も自分の行動に取り入れたいと思う。この本を読んでユニクロを見る目がかなり変わりました。働いている人は、仕事の基準が高く大変だと思うが積極的にチャンスを与えている点はかなり恵まれていると感じました。さすが、オーナー社長です!
投稿元:
レビューを見る
「現実の延長線上にゴールを置いてはならない」
「顧客を知る努力は永遠に続けなければならない」
「新しいことを始める時は、今ある常識を誰よりも勉強しなければならない」
「社内外を味方につけて、その力を使い尽くさなければならない」
投稿元:
レビューを見る
ファーストリテーリング社、そして柳井正に迫ったノンフィクション。企業史的な側面が強いが柳井へのインタビューを元に構成されており読み応えがある作品だ。
僕の年代はフリースブームから野菜事業の失敗、安さからの脱却が話題になっていた時期でどちらかといえばユニクロが成長し、大企業に変化していく様子を共有した世代だ。作中にもあったCMも記憶にあるし、ある意味で新興企業がアパレル業界で目新しい事をしているぐらいに思っていた。
実際に社会人になり目の当たりにするのはユニクロの成長のスピードや柳井さんの経営の特殊性であり、数々のビジョナリーカンパニーと同様に今後世界でも有数の企業に成長する可能性のあるファーストリテーリングという企業の強さや問題点についてとても丁寧に描かれている。登場人物も本人に基づいており、リアリティある作品だ。
一方、小説では無い為、一つ一つの章が理路整然とされており、少しだけ物足りなさを思う。ユニクロを退社して行った人達の葛藤もあるわけだし、そういった部分も読んでみたかった(当然だがノンフィクションの為、インタビューが出来なければ難しいのだが。)
柳井正という経営者については他にも様々な本を読んでいた為、もう少し冷徹な、気難しいイメージがあったが、一方で若かりし頃は様々な葛藤を持ち学生生活を送ってきた事がわかった。
また、彼自身の経営者としての手腕も去ることながら、彼に魅せられ入社し、実力を発揮してきた面々も魅力的であり、様々な成功や失敗の積み重ねが柳井の元に参じたメンバーによって成されたのだと理解できた。
ある意味でユニクロを去ったメンバーもそれぞれの役割を演じ、それぞれの人生に大きな影響を受けており、個々の活躍や成長過程を読み物として読みたい興味があるが、ノンフィクションからは逸脱してしまう。「海賊と呼ばれた男」の様に小説になったユニクロも読んでみたい。
しかし、やはりノンフィクションは面白い。過去に読んだ企業史やビジネス書の中でも今作は面白い作品だった。もう少し各章を掘り下げて欲しいという要望や、現在のユニクロについても掘り下げて欲しい想いはあるが。今後、更に成長を重ねたユニクロ史に期待したい。
投稿元:
レビューを見る
めっちゃくちゃ面白かった。
分厚い本だけど、ほんと一瞬で読み終わってしまった
ユニクロがどのように出来て、どのような失敗をしながらでかくなってきたか第三者目線で描かれており臨場感があって没頭した。
若者はもっと世界に目を向けろ。
もっと志を高く持て。
それは、誰にでもできるはずだ。
動画見ると、すごくぶっきらぼうで怖そうな人間だけど、そうが故にたくさん問題を起こしている。
ただ、その中でも、立てた目標、届くはずがないと思いながら立てた目標を達成するためにはどうするか常に逆算しながら事業成長を止めない度胸と気合がほんとすごいし、見習わないといけない。
経営って論理ではなく、苦しみや悲しみを乗り越えた経験でしかない。経営者になるためにはそういう経験をすることを怖がってはいけない
投稿元:
レビューを見る
UNIQLOとは、なにか?
メチャ心に刺さる一言だ。わたしの会社も置き換えて「自社は何か」と、自問自答したい。その答えが、企業のコアだ。私もビジネス本を読み、イイとこどりの言葉を真似する。まずは真似るからで良いし、あとは情熱があれば自然と企業風土になっている。
しかし、「泳ぐないモノは沈めばイイ」、やっぱりキツイよね。言葉足らずだが、志を貫く意志がそうさせる。ともかく元気が出ました。小さいながら、現場現品現状をしっかりみながら夢を叶えてるいきます。
読み応えがあり、是非お勧めです
投稿元:
レビューを見る
ユニクロの本は、柳井さんの本も、ブラック企業の話題の潜入本も読んできて、そこそこ面白かった。
いまさらかいな?と思いながらも、書店にたくさん並んでいるので手に取ったら、やはり面白かった。
過去の書籍に記載されている内容に触れ、時間が経っているからこそストレートな物言いで振り返られる場面。
現在進行形で、最近までの経緯など。
思えば、消費者に密着しているからこそ、自分にもいくつかの思い出がある。
高校生のとき、感度の高いYくんが、ユニクロのフリースがすごいと話題にしていたっけ。その頃の自分はフリースなんて知らなかったし、何がすごいのかも分からなかった。
そのあと、ユニクロが伸びて行った頃に、こんなんブームだからすぐ廃れると言っていたFくんのコメント。
ユニバレという言葉が出てくるもっと前だった。
最近は、若い女性社員に、Hさんの服は全部ユニクロですか?と聞かれた。
昔、ある時期であったら悪口のようなものだったように思うけど、今の若い人たちはそんな感じでもないのかな、とふとおもう。そして、実際に今もユニクロの服を着ている。
投稿元:
レビューを見る
感激。そして圧巻。素晴らしい著書です。⭐︎5です。
百田尚樹著書の『海賊と呼ばれた男』に近い感覚でした。ただ、こちら『ユニクロ』は柳井正現会長の生い立ちから現在までの進行形。進化し続ける企業のお話。
ユニクロほど会社の見方が昔と今とで変わった会社は無いんじゃないかな。当時は本当にユニかぶりが嫌で、露骨にバレるのが嫌だったのに、ファストファッションを牽引し続け、生活に密着して、世界に進出していく一企業になったら、そりゃ掌返すよね笑
自身の中ではビジネス書という分類で拝読させて頂きましたが、起業したとて同じようには正直行かないでしょう。でも、失敗を繰り返すことは悪じゃない、変革を求めた失敗は有りなんだって、世の中のサラリーマンにもちゃんと響く内容だと感じました。皆さん是非読んでみて下さい!
投稿元:
レビューを見る
500ページ近くある本を夜な夜な読んだ。
2024年のビジネスノンフィクション関係で一番面白かった!
ユニクロそして柳井正氏について知る事が出来るノンフィクションである。ノンフィクションであるが故に事実に公平で大変読み易い。
読みながら私は自分の生活とユニクロとの関わりや歴史を考えていた。
小学生時代に郊外の店舗で、家族で車で出かけてオレンジのフリースを買ってもらった記憶。学生時代特に大学時代、ユニクロを着るとダサい、ユニバレが怖くて肌着以外はセレクトショップや丸井で背伸びして買い物をしていた。
しかし、社会人になり、安心感と時代に左右されない洋服ライフウェアとしてユニクロを好んで買うようになってきた。
最初から柳井さんの考えるライフウェアができたわけではなく、ユニクロとは何か?を問いかけ沢山の人達の失敗や挑戦がもとに今の形がある事に改めて消費者として感激した。
海外展開についてのパートが一番気に入った。南米にいた際に、ショッピングモールにZARAやH&Mがありなぜ日本のユニクロがないんだよともどかしく感じた。しかし、ロンドンやニューヨークでの挑戦や経過を知るとユニクロを海外で表現して受け入れてもらう難しさを知り、納得した。
現在進行形で発展しているユニクロの変遷を知る事が出来る、ぜひ読んでほしい。
投稿元:
レビューを見る
レビューはブログにて
https://ameblo.jp/w92-3/entry-12851035636.html
投稿元:
レビューを見る
ユニクロとはなにか、ユニクロの服とはなにか、、
思えばユニクロはいつも近くにあった。高みに向かってまだまだ成長を続けるユニクロ、自分は何ものなのかと、それでいいのかとひしひしと問われている感じがする。素晴らしい本です!
投稿元:
レビューを見る
ゴールデンウイーク中にじっくり拝読。同社に関する著書はこれまでに何冊か読んだけど、一番面白かった。事実は小説よりも奇なりを体現している。
柳井さんの最も凄い点は、迅速な意思決定や大量のインプット以上に、人を惹きつける力だと感じた。多少の脚色はあるにせよ、場面場面で登場するキーパーソンの多くは、柳井さんに魅力を感じて入社している。改めて、組織はトップの器以上の者にはならないことを痛感した。