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一鬼夜行 鬼の福招き 新着
大妖怪としての力を失い、喜蔵が営む古道具屋「荻の屋」に居ついた小鬼の小春だが、いつまでもぐうたらしてばかり。ついに喜蔵の堪忍袋の緒が切れたとき、萩の屋に妖怪が悩み相談に訪...
一鬼夜行 鬼の福招き
鬼の福招き (ポプラ文庫ピュアフル 一鬼夜行)
商品説明
大妖怪としての力を失い、喜蔵が営む古道具屋「荻の屋」に居ついた小鬼の小春だが、いつまでもぐうたらしてばかり。ついに喜蔵の堪忍袋の緒が切れたとき、萩の屋に妖怪が悩み相談に訪れた。小春が勝手に掲げた「妖怪相談処」の看板を見て訪ねてきたらしい。以後、喜蔵はさまざまな妖怪沙汰に巻き込まれることに……。明治人情妖怪譚シリーズ、第二部開幕!
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第2部開幕に喝采
2016/07/21 20:07
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投稿者:タンポポ旦那 - この投稿者のレビュー一覧を見る
小春の因縁の戦いに決着が付いたことで、もう終わりかと思っていたシリーズが第2部とは嬉しい限り。しかも、「よろず妖怪相談処」とは……。「荻の屋」に住まう付喪神たちが、より活き活きと感じられるのも楽しい。
喜蔵兄妹をはじめ、彦次や綾子、初に多聞と役者が揃っているだけに相談処シリーズの今後の展開に益々興味をそそられる。本書の前半は独立章としても楽しめるが、最終章への伏線でもあり、やはり「禍の猫」「鬼の福招き」の章に最も感動させられる。