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電子書籍
【期間限定価格】6月19日の花嫁(新潮文庫) 新着
著者 乃南アサ
わたしは誰──? 6月12日の交通事故で記憶を失った千尋。思い出したのは、一週間後の19日が自分の結婚式ということだけだ。相手は一体、誰なのか。“自分探し”を始めた千尋の...
【期間限定価格】6月19日の花嫁(新潮文庫)
6月19日の花嫁 (新潮文庫)
商品説明
わたしは誰──? 6月12日の交通事故で記憶を失った千尋。思い出したのは、一週間後の19日が自分の結婚式ということだけだ。相手は一体、誰なのか。“自分探し”を始めた千尋の前に、次々と明かされる予想外の事実。過去のジグソー・パズルは埋められるのか……。「結婚」に揺れる女性心理を繊細に描き、異色の結末まで一気に読ませる、直木賞作家のロマンティック・サスペンス。
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紙の本
謎だからミステリー
2004/07/25 01:58
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:luke - この投稿者のレビュー一覧を見る
目が覚めた場所の記憶はなかった。ドアが開くと見知らぬ男が。雨の道路から連れてきてくれたとの事。何も記憶がなかった。…まるで謎の女性が謎の男性の所から記憶を取り戻そうと行動に出たのだ。徐々に解明されていく過去ではあったが、その先には大きな壁がもう一つ立ちはだかっていた。6月19日の意味するところは?
…と、最初からドキッとするような謎の連続。解明されると新たな謎がまた広がる。もう、目が離せなくなる展開に怖々ページをめくります。詳しくは語れないので辛いのですが、どうして記憶喪失に? 6月19日は?に集約される謎だけでラストまで引っ張られてしまいました。殺人事件なんて出てこないのですが、「何?」という、わからない謎(わからないから謎ですが)ほど怖いものはないって事でしょうか。ラストの意味するところは何だろう。果たして乗り越えられたのか、はたまた振り出しに戻ってしまったのであろうか…。
紙の本
じわじわと忍び寄る…
2002/04/04 10:46
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:esu - この投稿者のレビュー一覧を見る
初めは、大謎解きのある推理小説かと思った。記憶喪失を題材にした推理小説をいくつか読んだことがあるからだ。しかし違った。主人公・千尋がいったい何者なのか、また記憶を無くした彼女に関わる男性、母と名乗る女性とはいったい何者なのか。その辺はちょっとした謎解きのようである。
しかし、驚くような解答があるわけではない。それよりも、千尋がどうなるのかハラハラしてしまってページを早くめくりたくなる。一気に驚かせるというよりも、じわじわと読者を責めたてる、そんな本だった。
紙の本
花嫁
2002/04/13 17:46
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:晴彦 - この投稿者のレビュー一覧を見る
映画版ではなぜかペニシリンが出ていたけど、この本は出ていません。記憶喪失になった主人公がすべての記憶を取り戻していく物語。ラストの台詞が良い。
紙の本
記憶喪失
2002/02/26 17:16
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:るじゅあ - この投稿者のレビュー一覧を見る
記憶喪失を題材にした作品は数多くあるけれどこれは凄いと思う。
記憶喪失になった主人公。そしてそれを見守る謎の男。なぞの男が実は彼女の恋人で、記憶を取り戻すまで知らない人の振りをして見守っていく姿がいい。