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ぼくたちの女災社会[増補改訂版] 新着
著者 兵頭新児
男がもたん時が来ているのだ♂セクハラ、ストーカー、痴漢冤罪、女性専用車両……。男たちに襲いかかってきた未曾有のクライシス、それが「女性災害」!!女のエゴのすべてを呑みこめ...
ぼくたちの女災社会[増補改訂版]
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商品説明
男がもたん時が来ているのだ♂
セクハラ、ストーカー、痴漢冤罪、女性専用車両……。
男たちに襲いかかってきた未曾有のクライシス、それが「女性災害」!!
女のエゴのすべてを呑みこめるほど男は巨大ではないっ♂
女たちに「婚活」させるほど、女性に消極的な「草食系男子たち」……
その原因は「女性災害」の激増にアリ!!!!!?
行きすぎた女尊男卑社会の矛盾を鮮やかに斬る!!
すべての女性は災害である!
刊行から十五年――時代の変遷を経、新たに「十五年目のまえがき」と5本の補論を加えた[増補改訂版]登場。
《目次》
まえがき
十五年目のまえがき
第1章 ぼくたちはいま「女災社会」を生きている
「女災社会」とは何か?
女災社会1.0――セクシャルハラスメント
女災社会2.0――ストーカー
女災社会3.0――痴漢冤罪
女災社会4.0――DV冤罪
第1章補論 ナイトメア「女災社会」の到来
第2章 ぼくたちは「女災社会」をどう生きているのか
女災対策の現在――リスクコミュニケーションの欠如
災害弱者――リスクマネジメントの不在
防災意識の高まり――「萌え」と「草食系男子」
第2章補論 「生命格差」から「愛され格差」へ
第3章 彼女たちは「女災社会」をどう生きているのか
二次女災――非婚化・少子化の本当の理由
水害――負け犬とツンデレっ娘
旱魃――801ちゃんとヤンデレっ娘
第3章補論 「負の性欲と「ジャイ子推し」の時代
第4章 ぼくたちはなぜ「女災社会」に生まれたのか
アニミズム――生贄としての被災者たち
身分制――“ウィメン・オンリー”というアパルトヘイト
女災発生のメカニズム
第4章補論 「女災-1.0」――無(ゼロ)から負(マイナス)へ
終章 迫りくる「メガ女災社会」
女性災害5.0――幼児虐待冤罪
「パラダイムシフト」に向けて――「一人称性/三人称性」
THE END OF FEMALE-HAZARD チ/シキュウ化
ナオンの冬
終章補論 シン・女災――現実(セカイ)対虚構(フェミニズム)
あとがき
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男性のみにかかっている社会問題を採り上げた貴重な書籍
2014/05/27 03:55
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ysys - この投稿者のレビュー一覧を見る
本書で言うところの「女災」(じょさい)というのは、
「女」によって男性にのみ降りかかる災い、つまり各種人権侵害や差別のことを指していると思われる。
前半にその「女災」を採り上げ解説し、後半以降は筆者なりの社会分析が続く。本書は、いわゆる「オタク」「2ch」「アニメ」「ゲーム」関係の用語や表現も用いて書かれてある部分もあるため、その手の分野の知識がない場合読むのに戸惑う可能性もあるかもしれない。
社会分析に重きが置かれている構成で、「『女災』をなくすにはどうしたらいいのか?」という提案が非常に少なかったのが残念なところ。
例えば
「この本を新品又は電子書籍データで買う」、「行政・企業などに男性問題に関連した意見を送る」など、個人でもできる社会的な活動はあるだろう。
個人個人の人間関係でも、例えば「男女関係を築く際、男性のみにかかっている問題・辛いことをよく理解できる女性と男女関係を築いていく」など。
そのほか、
「将来生まれて育っていく息子・娘やほかの子どもたちを、本書で散々出てきた『フェミニスト』になってしまわないよう恋人・夫婦の間では対等な関係を築いていく」など 個人でもできることはあるはず。
できればそういう「女災をなくすための方法」も盛り込んでほしかった。
私は男性として読んでいて悲惨な気分になった。このような男女問題では女性問題に偏っている社会であるから。私自身何度も尻を触られるなどの「セクハラ」を受けてきたが充分に声を挙げることができなかった。セクハラは女性が被害者という先入観のようなものを感じるから。
だが、本書の言うところの「女災」をなくすために個人でもできることがあるはず。それを個人個人少しずつしていくしかないだろうと考え実行していくほかない。
どうやら紙の書籍のほうは新品が無いようである。是非とも復刊されてほしいものだ。
男女問題の書籍はあまりにも「女性」に偏ったものが多い。男女問題は男性にも女性にも偏ると社会的にも良くない。この書籍のような男性にかかっている問題を提起しその解消を求めるような書籍が多く出版されてほしい。