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投稿者:hana - この投稿者のレビュー一覧を見る
ソラニンの新装版と同時購入し、こちらから読みました。
ソラニンとは全然違うヒリヒリした感情がこみ上げてきました。
いにおさんの作品の中でも斬新で、今までと違った良さを知ることができました。
電子書籍
イマイチ
2021/02/04 11:26
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投稿者:pope - この投稿者のレビュー一覧を見る
ネタばれあり。
中年なら誰しもこんな気持ちになることはあるだろうけど、センチメンタルすぎるかなぁと思う。
「で?」としかいいようがない・・・
紙の本
くたびれた中年漫画家
2018/01/16 17:35
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投稿者:ぽんぽん - この投稿者のレビュー一覧を見る
くたびれた中年漫画家の話だなーと思った。
作者自身を投影しているのかな?
ふーんって感じで特別おもしろいとは感じなかった。
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この人に感情の機微を描かせたら右に出る者はいないと思う。少なくも圧倒的な威力を持っているコトバを使い、無言での表情による間を用いて訴えかけてくる心の動き。
内容もかなり先進的で攻撃的。
危機的とも言えるかもしれない。
漫画家浅野いにおの地位がなくなるかもしれないと言う恐怖もあったと感じるが、この内容を描き切った浅野いにお先生に絶大なる信頼を置いてしまう。凄い!凄すぎる!
この人の作品は、何度読んでも心に突き刺さるものがあるから読むのをやめられないし、生活の中に置いておきたいと思う。応援してます!
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そうそう私ずっとこんなのが読みたかったんだよ!やっぱり浅野いにおはこのくらいメンがヘラヘラしてる方がぽいよね!プンプンみたいな胸クソ悪い展開最高!最初から最後までまったく救いのないストーリー最高!読んで後悔するこの感じ、決して嬉しくはないんだけど、毎度怖いもの見たさでついつい手にとってしまう。何が言いたいかというと10年くらいずっとファンなんだよなぁってこと。
ちょっと昔に背景をデジタル処理するのどうなの論争があったかと思うんだけど、私は全然賛成で、ページを開いたときの圧倒的な情報量と満足度が堪らなくて、画面の密度が詰まっていればいるほど快感を覚えてしまうタイプ。作業デスクの散らかり具合も、東京の街の雑多な感じも、ラブホの内装も。隅から隅まで楽しんでます。
デデデデ、ぶっちゃけ意味わかんないけど連載再開されたようだから、続き楽しみに待ってようと思います。
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ひとつも救いがないのに読後感が悪くなく、著者の自己清算に付き合わされてる気になるのに面白く読めちゃう不思議。それを技術と呼ぶのなら、歳を重ねることも悪くないと思える。
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私小説のようなそれ。面白かった。自由は目的でなく手段。本人の離婚もTwitterで読んだのと同じ日に知ってビビった。
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いにおさんの作家としての苦悩。それがまざまざと感じられた。最近よくこの類の作品を見かけるが、これほどまでに生々しく描き切ったものはそうそうない。作家として生きるとはこういうことなのだろうか。それとも、この先生きていればいずれこの境地に達してしまうのだろうか。読んでいて心が痛くなる作品だった。
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これはなんとも複雑な、、オレには普通に面白かったけれど、この作中の漫画家的には、つまんねーって言って欲しい的なことだろうし、でも、いにおさんと作中の漫画家はイコールではないだろうし、、
漫画家が主人公のマンガってのは、やっぱりどこまでがフィクションでどこからが自伝的な部分なのかって勘繰ってしまいますね。
このモヤモヤは、役者が劇中で役者の役として役を演じる、とか、ミュージシャンが売れ線の曲を嫌々作るがそれが売れてしまうとか、そういう類のやつですかね。
そして、出てくるやつらがみんなメンヘラ。
風俗嬢は可愛かったけれど、どうにもネコ目=家入レオって先入観から、イマイチのめり込めなかったです。
いちばんツボだったのはアシスタントの子ですかね。
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漫画家が主人公っていうから、「世界の終わりと夜明け前」に出てくる「東京」みたいな感じなのかなぁ。あれ結構暗かったよなぁ。どうしよっかな、読んだら暗くなるかな。と思って買うの躊躇ってたけど結局買った。
そしたら短編ではなくたっぷり一冊ということもありとても楽しめた!濃厚。連載終わって、新しい連載始まるまでがどれほど大変な時期だかわかる。
「漫画家は漫画書いてないとただのニートだ」って言ってた漫画家は誰だったっけ。売れてるからお金はあるのに襲ってくる焦燥感。大変だ。
ちふゆちゃんが可愛くて可愛くて。
ちふゆちゃんは結局最後まで口の中が見えませんでした。セックスしてるときでさえ、見えたのは歯のみ。
大きく口を開けない子。中身を見せてくれない子。
そういう子に惹かれるように出来ているんだ。こっちは割とバカにされてるし嫌われるんだけど。でも好きだ。
表紙も凝ってる。なんかポコポコ浮かんでる文字。かわいい。
結局人はどれだけ人を馬鹿にしても人に救われてしまうんだよなぁ。あーーー、やるせない。だって自分も人なのだ。
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浅野いにおが描く、
うんざりするエゴイズムを、
30代の複雑さで表現すると、
なおうんざりする作品に仕上がるのだな。
年々、人物画(今回は猫もか)、
特に顔や表情が崩れているのは、
意図的なのか。
造形が崩れるほど、
不思議とやけにリアリティが出る。
*
読後、いにおのインタビューを読んだら、
ファンに救われたハッピーエンドだと解釈する読者が多く、
いにお自身が驚いたとのことだった。
私も驚いた。
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どう評価していいものやら困る作品ですねぇ…主人公、漫画家ですし、浅野氏自身を投影しているんでしょうか!?
ヽ(・ω・)/ズコー
キーパーソンである猫目にして風俗嬢の彼女は…何かアニメキャラみたいな印象を受けましたかねぇ…少々、現実味に乏しい感じがしましたけれどもまあ、ビジュアルは可愛いと思います!
ヽ(・ω・)/ズコー
あとはいつもの浅野氏という感じですねぇ…このけだるい感じ…癖になる人にとってはイイ漫画家さんなのでしょう。
さようなら…。
ヽ(・ω・)/ズコー
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おやすみプンプンから読んで思うのは、浅野いにおは読者に対してどう読まれているのかとても敏感で常に気にしている作者なのだと思う。言うなれば自意識過剰なのだが、自棄が浅野いにお作品の根底にあるものだと思う。読み終わった後にレビュー欄を見たら不思議と酷評してる方も多く意外だった。私にとって浅野いにおはサブカルチャーの異端児のような方なので酷評する方も多いのは肌に感じていたが、それでも現実に『おもしろくない』という意見を見ると、現実というものを、流れを、浅野いにおは実感として感じているのだなと思う。それと同時におやすみプンプンでも感じたある程度売れている作家が、自叙伝のようなものを書くのは、やはり、ずるいなあ、でも良いなあ、と感じた。最初から最後まで低飛行で飛んでいる飛行機のように暗々としているが、それも浅野いにおは風景や、身につけているもの、道具、全てに関して意識して描いているのを感じ取れる作品。リアリティのある作品だった。売れなければならない。だが、売れるだけでは物足りない。
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暗くて読後感も良くないけど、好きなタイプの話だった。きっと自分のように大人になり切れない人間の心に触れる何かがあるのだろう。地獄のミサワ風キャラクターなど、小ネタも効いている。
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…だからね貴方の漫画は小賢しさが鼻につくの。ウチはコンビニで弁当のついでに漫画買う読者相手にしてんだから。読者が求めてるのはエロと暴力と感動話。高尚なもんやりたいなら同人でやってください。 あー俺、北海道出身なんでなんもです。 今年度ナンバー1原石‼︎ 英米文学部 ネットのこと言いなりみたいな作品 表現の先細りに加担 ハラスメント 優秀な弁護士 詮索 口が退屈だったから適当に喋ってるだけ 大概掴みどころない 南大沢駅 盤石な家庭 八王子市 離婚届の証人 世田谷線の若林 こんな原石見逃す手はありません 上野駅 常磐線 …自由でいるのにも才能が必要なんだよ 大洗町 水戸市 黄門祭り 人に愛玩される事を知った飼い猫の目 太客 愛想を振りまいて どうせ手塚も石ノ森も読んでないんでしょ? きょうりょう狭量で懐古主義な 僕は殺意のような感情が体の中を巡るのを静かに感じていた。彼女の目に移っていた僕は、どんな醜悪な姿をしていたのだろう。だから僕は今でも猫顔の女性に会うと緊張してしまうんだ。