価値は何に付いているか考える本
2025/08/23 07:41
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投稿者:fei - この投稿者のレビュー一覧を見る
子供のころ著作を拝見して難しいことを書く方だなぁと思っていた。
その方がお金の本を書くと「増やし方」ではなく「減らし方」になる。中で説くのは「必要な物」ではなく「欲しいもの」を買ってお金を減らす。必要な物はむしろ買わない。不思議だなぁと思いながら読み進めれば、なるほどと感じることも多い。
例えば、本文内の「議論をするものはもう特に欲しくないもの」、買うかどうか迷うものって買っただけで何もしないこともあるよなぁなど心当たりがある。
読んでいくうちにずっと述べられている「お金は欲しいものに使う」、の意味を考える。
お金が存在するのはなぜか、自分だったらお金で何をしたいのか、目的はなんだったか。
巻末の古市さんの解説が本書の一番分かりやすいレビューだと思うので、やっぱりこの作家さんむずかしいなぁという方はまずは巻末からに読み始めると良いかもしれない。
お金を何に使いたいか
2025/07/19 08:08
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投稿者:makiko - この投稿者のレビュー一覧を見る
お金を減らすとはお金で何かを購入したりサービスを受けたりすることだけれど、本当に自分が欲しているものが何かを意識してお金を使っていますか、と問う内容。飄々と他人事のように書いてあり、かえって自らを省みさせられました。著者は広大な庭で模型の列車を走らせたいという夢のために大学教官の傍らでアルバイトとして小説を書き、それがいきなり講談社の賞を受賞して一気に売れっ子小説家としての道が開けたという天才なので、凡人に同じことはできないと思いましたが、そもそも自分が何を欲しているかよくわかっていないことに気づかされ、大いに刺激を受けました。
この著者は結婚当初から夫婦で収入の各1割を必要費でなく自らの欲しい物のために使うと決めて徹底して実行し、印税で高収入を得るようになってからも継続しておられるようで、それも素敵だと思いました。世の中の大して稼ぎもしないくせに妻より若干多く稼いでいる又は専業主婦の妻だというだけでえばって家事をろくにせず自分の小遣いだけ多くしている世の中の男性諸君はよく読むとよろしいかと。
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相変わらず、いつも通り森博嗣だなあって感じでした。
「必要なものは買わない、欲しいものは買う」
という視点が面白いなあと思いました。確かに、その方が人生楽しそうです。
自分のお金の使い方に取り入れたい考え方です。
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感想
どうやって使うか。もはや自分のためではない。後に残る人のために。なにを残しなにを渡さないか。その線引きは難しい。だが今考えなくては。
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お金の減らし方=お金の使い方。お金を稼ぐことが目的となりがちだけど、何か欲しいものを買うためにお金が必要、という考え方ができれば使い方が変わるかも。
しかし、副業で始めた小説や模型に関する本がこんなに売れてお金になるなんてすごい。
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欲しいものも必要なものも買ってしまう人がお金が減っていく一方なのは自明の理、だということですね
奥様が大泣きしたミシン修理の件は著者の困った顔が浮かんで笑えました
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2024年 34冊目
タイトルがまず惹かれやすいものになっている。内容も、「欲しいものは買って、必要なものは我慢する」という世論と一見逆の思想で書かれており、なるほどこういう考え方もあるのかと思った。ただ、筆者の欲しいものが尖りすぎてて、他人事のような話だなと感じてしまった。
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◆基準は自分。自分の欲求を見定めよう。◆
理系ミステリやエッセイなど多くの人気作がある作家・森博嗣の「お金に対する考え方」がわかる本。お金持ちの人気作家が何にお金を遣っているか、なんて単純な話ではありません(実際お金持ちだし、機関車や線路や工具を買った話もしていますが)。本当の意味で「自分が欲しいもの、やりたいことにお金を遣う」ということがどういうことか、お金そのものではなく、目的を達成して得る「自分の満足」にこそ価値があるということが、読めば腑に落ちます。
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お金の減らし方というよりは、お金があるから使うのではなくて目的が先でそのためにお金をどんどん使う話。あなたが望んでいる欲しいものは本当にあなたが欲しいものですか?この問いかけが何度もある。
私は欲しいものがわからないから、みんなが良いとするものを買っているだけなんだなぁ。
しかし、ずっとついてきた奥様が凄い。いったいどのような方なのか。
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●なぜ気になったか
『静かに生きて考える』にはすごく共感した。そんな森さんのお金の哲学本、タイトルからして共感。無理して減らす気はないけど、貯めるより有意義に使うことを考えたい
●読了感想
考えに共感する部分は多かったが、最も根本的な考え「欲しいものを買う。必要なものは買わない」が今の僕にはすんなりと受け入れられなかった。ひとまず生活に困らない莫大なお金を手にした人だからこその考えかな、が拭えなかった
#新版 お金の減らし方
#森博嗣
24/6/7出版
https://amzn.to/3KuTdLz
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欲しいものを手に入れるためにお金が必要なのであって、お金は目的ではない。
当たり前のようで、つい忘れてしまっている。
「お金がないから、、」の裏にある自分の心を見透かされて、指摘されて、最初は気まずい気持ちになった。でも指摘してもらえてよかった。
古市氏の解説の通り、筆者のように常に冷静に判断をするのは常人には難しいだろう。でも、筆者の考え方に触れたことで、明日からの自分の判断を少しでも真に自分本位に変えていくよう努力することはできるはず。そうしたい。
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私にとってこの本はとても影響力のあるものだった。まだ若い間(20代後半)にこの本に出会えたことも大きいかもしれない。
「お金の減らし方」というタイトルからは想像がつかないが、森博嗣(さん)という1人の人間のこれまでの生き方が書かれていた。
私は本当に心の底から、自分の心発信の欲しいものを買えているだろうか。
本当に欲しいもののためにお金を増やそうではなく、とりあえずお金を稼いでそのお金でできることをするという生活をしていたが、それは実際幸せだろうか。(いや、大変疲弊している。そしてお金がないと口癖のように言っている)
そもそも、周りに認められるために生きてはいないだろうか。(間違いなく、今の私は同調主義者かつ承認欲求まみれの人間だ、、、)
もちろん、私は森先生のような生き方はできないだろう(笑)
同じような生活ができる方はかなりの強者だと感じる。
ただ、お金、というテーマを軸として、
これほど人生生きる上での新たな見解を得ることができて、本当によかった。
間違いなく私の考え方に大きな影響を与えてくださった1冊だ。
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お金というレンズを通して、あなたの人生に深く問いかける。「お金の減らし方」と大胆に銘打った、人生に効き、人生が変わるお金の本である。投資家やFPでは決して語ることのできない、これからの生き方を考える「お金の哲学」。
・「お金がない」とはどういう意味か
・財布の紐が緩むって、何?
・お金に困る原因は十年まえにある
・必要だから仕方ない、という罠
・人生でたった一度のローンの話
・「なにか買いたい」症候群
・仕事量と賃金は比例していない
・好きなものに敏感だとお金持ちになる
(新版のまえがき)
第1章 お金とは何か?
お金はもともと仮想のもの/お金は社会が保証したもの/お金は価値を測る物差し/価値を交換するためにお金がある/価値は誰のためのものか?/他者のためにお金を使う人たち/価値を見極めるためには?/自分の欲求をよく知ることが基本/値段が価値ではない/ものの値段に左右されないこと/コミュニケーションが個人を拘束する時代/お金がないからできない?/お金に価値がある、という勘違い/自分の欲求を見定めること/目的があれば仕事も楽しくなる/将来にツケを残さないこと/価値は時間経過で変化する/うまい話には裏がある?/お金が目的になるのは倒錯/交換によって個人が自由になる/自分の満足を得ることが最終目的/損をさき、得をあとにする鉄則/基準は自分。人と比較しない/自分の自由を防衛する費用……
第2章 お金を何に使うのか?
札束をオーブンで焼いた母/財布の紐が緩むって、何?/「なにか買いたい」症候群/「一点豪華主義」の心理/「自分で作ったから」という言い訳/沢山作られたものは安くなる/欲しがる人が多いものは高くなる/売ることを前提としてものを買わない/自分が買ったものは自分で消費する/自分でものを作ることで価値が増す/お金に困る原因は十年まえにある/必要だからしかたがない、という罠/どれくらい欲しいか、が基本/本人がしたいかどうかで判断/それは本当に必要なものなのか?/誰もいない環境を想像してみよう/他者に認められたい症候群/ストレスを解消するためにお金を使う?/自分の欲しいものがわからない人たち/目先の楽しさを求めると虚しくなる/あなたの未来のためにお金を使う/母が買ってくれたニッパの話……
第3章 お金を増やす方法
餌で釣られないように/確実にお金を増やす第一の方法/手っ取り早くお金を増やす第二の方法/リスクと引き換えでお金を増やす第三の方法/さらにリスクの高い第四の方法/ギャンブルはお金を減らす立派な方法/人からお金をいただく方法/遺産がもらえても遅い/人間の仕事はどんどん楽になっている/工学部は就職を斡旋している/手に職をつける、ということ/仕事量と賃金は比例していない/仕事を覚える、ということ/就職と転職について/大学や大学院の社会人入学/会社勤めを辞めて商売を始める場合/感謝をされる仕事がしたい症候群/先輩が仕事を教えてくれない症候群/嫌な思いとお金を交換する/とにかく勉強が大嫌いだった……
第4章 お金がないからできない?
「お金がない」とはどういう意味か/人は常��欲求を満たす道を選択する/社会は「合理」でできている/あなたは、誰に支配されているのか/家族の理解が必要なのは何故か/個人を制限する精神的な拘束/周囲の理解を得るためには/目的のためには犠牲が必要である/お金がないという言い訳が欲しい人/本当の趣味人は人を誘わない/「お金がないから……」は相手に失礼/お金で買えない夢を持っている人たち/他者との関係を自分の願望にしても……
第5章 欲しいものを買うために
偉そうな人は、偉くない人である/人に良く見られて、なにか得がある?/好きなものに敏感だと、お金持ちになる/僕は自分の仕事にほとんど興味がない/手に入れたあと価値が増すもの/熱心に取り組めば価値が生じる/自分が好きなものは、いずれ活かされる/誰でも、好きなものでは博学である/価値は、自分自身の中で育つ/ものを買うことが自分への投資になる/将来性に対してがめつくなろう/欲しくて買えないものばかりだった/欲しいものを探す旅を続けた若い頃/インターネットは革命的だった/ネットオークションで世界が変わった/個人の手仕事が価値を持つような時代/価値のあるものは、市場に出ない/スペシャルな品には独自の流通がある/価値がわかる人のところへ価値は届く/価値は評価者によって決まる……
第6章 欲しいものを知るために
欲求のセンサが麻痺している人たち/周囲と一緒ならば安心だという心理/仕事が趣味になってしまった人たち/ストレスを発散することが生きる目的か?/子供のように素直に憧れる気持ちを/ぴんと来るものを見逃さないこと/僕は後悔というものをしたことがない/好奇心を抱くことが人間の特長/目を輝かせた時間を思い出そう
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お金を減らすことを考えることで本当に必要なものの見極めができ、不用意に増やす方法を考える必要はないということが勉強できました。
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実は森さんの小説は読んだことがなく、こういう本ばかり読んでいます。
考え方とかすごく面白くて、自分とは違うなと思いながらもすっと入ってくるので、読むのが楽しく飽きません。古市さんがあとがきをかいてるのも良かった。
好きなもの、欲しいものにこそお金を使う。
いるものは我慢する。
頭の片隅に残っていきそう。