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自分を見つめて行動にコミットしていく。頭ではわかっているけれどもなかなか上手くいかない。本書ではそのハウツーが書かれている。ワークもあるので取り組みやすい内容なのではないかな。
個人的には忘れかけていた自分の大切な価値を再確認できてよかった。定期的に自分を見つめることは大切だな。
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p10 おとなになると時間の進み方早くなることの理由には諸説ありますが、行動のパターン化が有力です。おとなになると同じことの繰り返して脳が慣れてしまうために、新しいことを経験したときより刺激が少なく、時間が短いと脳が作家うしてしまうのです。
p11 大人が騙される錯視に子供は騙されない
p13 時空が歪んでいるのは、子供の頃の私ではなく、現在の私やあなたかもしれない
p47 スティーブンRコヴィー 人生は短いのでなく浪費している
p49 時間のコントロールではなく、集中力のコントロールが大事なのだ、締切があるおかげで集中力ができるのだ
p56 ラ・ロシュフコー 死と太陽は直視できない
p57 人生の3つの理 死、孤独、責任
p60 人間は生きている意味を見出せなくなると他人からの承認がほしくなる エーリッヒフロム
p70 向き合わなければいけない本質から目をそらし、それでいいんだといいわけをすることに時間を使っている。これが、人生の浪費の正体です
p73 ウィルトゲンシュタイン 語り得ぬものに対しては沈黙せねばならない
p76 本書が目指す、有意義な時間の使い方とは、自分の人生の舵を自分で似きることその覚悟、そして智慧を手に入れ、人生の3つの理を受け入れながら、自分の人生をコントロールしていくことと定義します。
p107 人生への向き合い方と苦痛への処方箋
変えられないものと変えられるものを区別せよ
人生に対して主体的に参加せよ
人生には苦は必要であるということ
p110 歎異抄 親鸞聖人の教えを、唯円という弟子が書き記したもの
わたしたちの苦しみには、根本と枝はの2種類がある
枝葉は、欲望や妄念、嫉妬などの煩悩
根本は死んだらどうなるかわからない、死後が暗い病と言いました。
根本の苦しみを断ち切らない限り、枝葉は、わたしたちを苦しめ悩ませ続ける。
枝葉の苦しみを治らない病、根本の苦しみを治る病とした
我々は、煩悩をもったまま、死後が暗い心の病を生きているうちに治すことができるというのが親鸞聖人の教え
p119 充実する時間(人生)の使い方
自分で変えられることの集中する
自分の価値観など、内発的な動機を大切にし、行動する
ストレスを自身の成長の糧にする
p126 認知と行動は、自分でコントロールしやすいですが、感情や身体反応はコントロールしにくいので、認知と行動を変えることで、感情や身体反応、そして結果を変えていく本が認知行動療法
p133 CBTと特に重要なのが、自分自身と問題を切り分け、客観視すること
p139 心理的苦痛を避けるためのコーピングとして、特に人生の質を悪化させるのものが体験の回避
p154 一般的には現実逃避といわれますが、心理学や精神医学では、「防御機制」といわれています。
p157 うまくいかない原因探しをやめる
「この辛さの原因を知りたい」というこうどうは「知性化」という防御機制
p171 苦痛を感じていることに気づき、不安や恐怖を受け入れ田うえで、どこに向かって、どのように行動するかを主体的に選択していかなければならない
p194 サルトル 実存は本質に先立つ
私はこう生きる、私はこれに生きると決めない限り、生きる目的や意味などないのだ
p201 価値 value 価値観 values
価値観とは、それぞれの価値をどのように解釈し、重視し、生活に組み込むか示す具体的な枠組みです
p248 プロフェッショナル仕事の流儀 宮崎駿 世の中の大事なことって、たいてい面倒くさいんだよ
p276 強い結びつきは、主に情報や感情の支援を提供する役割をはたし、社会的な安定性やアイデンティテイ形成に重要です。一方で、弱い結びつきは、情報の交換や新しい機会の発見において特に重要な役割を果たす。
新しいいチャンスは、家族や親しい友人や同僚などの、強い結びつきより、人見知り程度の弱い結びつきの人間関係からやってくる
p306 避けられない闇(死、孤独、責任)と向き合う
闇を照らす月(かりそめの平穏)に惑わされない
太陽(価値観)を見つけ、自分の人生に主体的に関わる
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人生で後半を迎えると、結末を考えることがあります。すると、前半は終わったので、後半をどう生きるかで道を考えることがあります。
大抵はその正解がわからないと思いますが、僅かでも見出したいなら、この本を読むとその可能性はあるのかと思います。
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人生について深く考えさせられる本でした。
本書では沢山のワークも用意されており、自分について良く考えるきっかけになりました。
何度も読み返して、自分の人生について深く考えていきたいと思います。
心から人におすすめしたいと思う本です。
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よくある時間管理術ではなく、人生の目的を根本的に見つめ直すことができる一冊。時間が足りない原因は自分自身にウソをつく行動を取る自己欺瞞が原因であり、死・孤独・責任から逃れて代替行動を取っているからだとしている。では何をすればいいのか?文献・統計・自身の経験を基に価値観・行動規範の特定し主体的に行動するこが解説されている。よくあるビジネス書とは一線を画す、非常に面白い内容であった。
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「自分の価値観を見つけるのは大事」という内容を説いた本は多くありますが、今まで読んだ中で一番分かりやすくて読みやすい一冊だと思います。
( オンラインコミュニティ「Book Bar for Leaders」内で紹介 https://www.bizmentor.jp/bookbar )
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24歳銀行員として社会人生活3年目を迎える年にこの本を読んでみることにしました。
仕事人間になっていると自覚はありましたが、平日は朝起きて仕事に向かい、夜に家に帰ってくると携帯を少し触って寝てしまう、休日は平日の疲れを取るために家でダラダラしてしまう、このような日々の繰り返しで将来特にこうなっていたいとか目的もありませんでした。
この本で言うところの「人生に対して主体的に参加」できているとはとても言えるものではないと思います。
しかし、大学を卒業してからどんどん歳を重ねてきて、何かこれから先の人生における「価値観」を見つけたいと漠然とした思いはあり、この本はそのやり方を教えてくれたと感じています。
就職活動を通して、人生の軸や自分の大切にしている価値観などについて面接で話すために、自問自答した記憶がありますが、それはあくまで就活を成功させるため、面接官にいい印象与えるためのその場しのぎのものだったなと痛感しました。
まずはこの本のやり方に倣い、自分の人生の「価値観」を少しずつ見つけていきたいです。
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あれやな、7つの習慣感。
ミッションステートメント書きましょって本やな
死と太陽は直視できない
サルトル:実存は本質に先立つ
:私はこう生きる、私はこれに生きると決めない限り、生きる目的や意味などない、ってコト。
全ての悩みは人間関係である
⇒本当は、自分は誰かに必要とされたいのだなと言う本心
苦痛を逃れて楽に活きたいは、幸福からは遠ざかる選択であることも多い
快楽順応
歎異抄:
鎌倉時代後期に書かれた仏教書 名著
司馬遼太郎、無人島に1冊持ってくなら歎異抄
ハイデガー
非本来性:
確実に迫っている死から目を背け、みんながやっていることに埋没し、他人の価値観に迎合し、未来の不安を消す気晴らしに時間を使うことです。
用例、「あいつ、確実に迫っている死から目を背け、みんながやっていることに埋没し、他人の価値観に迎合し、未来の不安を消す気晴らしに時間を使ってんな~」
キリギリスの哲学
ゲームをプレイするとは、取り組む必要のない障壁を、自発的に越えようとする取り組みである
エーリッヒフロム 自由からの逃走
人間は生きている意味を見出せなくなると他人からの承認が欲しくなる
月は見てはいけない
人を動かすよまなきゃ
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自分が少し広がった気がする。
3つの理と向き合う
死と孤独と責任について
認知行動療法、CBT、ACT、について
ワークはまだやっていないが
時間との向き合い方を教えてくれる本。マインドよりだから人は選ぶかも。
言われて、初めて死について考えた。遅かれ早かれいつかは死ぬ。だから真剣なのか
ニーバーの祈りがよかった
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今回紹介するのは、YouTubeでも人気のデータサイエンティスト、佐藤舞【サトマイ】さんが書かれた話題の本、『時間を食べつくすモンスターの正体と倒し方 あっという間に人は死ぬから』です。この本を読んで、僕なりに感じたことをサクッと紹介していきますね!
本書は全4章で構成されていて、それぞれが人生の起承転結を描くような流れになっています。
1章 人生の浪費の正体を暴く
まず1章では、私のバイブルでもある『7つの習慣』からの引用が登場。緊急ではないけれど、重要なことにどれだけ時間を使えるかが、人生の充実に直結するというテーマです。サトマイさんは、人生を浪費してしまう原因として「死」「孤独」「責任」の3つの不安と向き合うことが、幸福に近づくカギだということ。
2章 人生の3つの理【死・孤独・責任】と向き合う
次に2章では、変えられない感情や身体の反応よりも、変えられる認知や行動に注目することの大切さを説いています。
ここでサトマイさんが例えるのは、人生をバスの運転にたとえた話。私たちはバスの運転手で、思考や感情、過去や未来は必要な乗客に過ぎない。目的地に向かうために、どの乗客に席を与えるかを選び続けるのが人生だ、と。
3章 自分の本心を掘り下げる
3章では、自分の価値観を明確にすることがテーマです。
価値観はゴールではなく、今ここにあるもので、価値観は変化していくもの。
今、自分が何をしているときに一番気分が良くなるのかを明確にすることで、本心に近づくことができます。
4章 本心に従って行動する
最後の4章では、理解した価値観をもとに行動し、自分自身の肯定感や存在意義を高めていく大切さについて。
自分基準の目的、目標、そして手段を見つけることで、より良い人生をデザインするための力を手に入れることができる。
ざっくりと僕の解釈を紹介しましたが、全体的にサトマイさんの具体例やご自身の経験も豊富に盛り込まれていて、とても読みごたえのある一冊でした!
もし興味があって読んでみた方がいらっしゃれば、ぜひ皆さんのフィルターを通した感想も聞かせてくださいね!
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自己欺瞞や逃避・回避行動について、意識付けができたことは非常に良かった。自分を一番理解できていないのは自分であり、そこを知ろうと努力をしない。自分が何をしたいのか、ここを理解することがまずはスタートだと思った。自分と向き合うための考え方が記載されている本だと感じた。
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やっと入手したサトマイさんの最新
まめに内容を整理してくれてるから、理解しながら読み進められる。あと著者のサトマイさんの実体験が盛りだくさんです。
付箋だらけ
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担当教員に勧められた(先生と作者の考え方が似ていて面白かったらしい)
死ぬとき後悔しないよう、よりよい人生を送るための本
(手段 →目標→目的(価値観)毎週振り返り、必要があれば組み直す)
感想
・自己欺瞞、逃避は無意識にやってしまっていたなと思った
教訓
・つらいことにもリソースを割く(タイパを求めない)ことで、結果的に幸せを感じられる
・認知、行動はコントロールできるが、感情、身体反応は付随してくるもの
・自分を客観視する。行動から感情を第三者目線で気づくとか
・変えられないものを変えようとせず、主体的な行動を大切に生きる
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人生の3つの理
死、孤独、責任。これらのことを避けずに直視する。
死と太陽は直視できない。
「人生にはもともと意味は目的はない。だから自分で決めるモノだ」「実存は本質に先立つ」サルトル=自分が生き方を決めない限り、生きる目的や意味は生まれない。
笑うと前向きになる、は疑わしいという研究もある。
1万時間の法則は、練習量以外の要素を考慮していない。ジャンルによって異なる。
マシュマロテスト、マインドセットも再現性がないという研究もある。
エビデンスとは、得敵の条件下で見られる法則。
人生の向き合い方
1,変えられないモノと変えられるモノを区別する(ニーパーの祈り)
2,人生に主体的に向き合う=避けない。困難に立ち向かう。
3,人生に苦は必要である=努力のパラドクス=努力した体験があったほうが幸福感が増す。苦から遠ざかるのは幸福から遠ざかることと同じ。
4,とりあえずやってみる=不安な体験を回避しない。
逃げようとしている自分に気づく。
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自分はこの本に何を求めたのだろうか?
内容がなんとなくとしかわからなく、ピンとくるものがなかったので、大変申し訳無いのだが星3つの評価とした。
本のタイトルである「あっという間に人は死ぬ」というフレーズは、ここ1ヶ月くらいボンヤリと自分でも考えていたキーワードであった。
私は30歳手前になり、社会人として5年働いた。そう、気付けば5年経っていたのだ。
「このままだと、気づいたら40歳、50歳…そして死ぬんだろうな」と感じていた。
そんなときこの本をAmazonで見つけ、Kindleにて読むことにした。
この本のキーワードは人生の3つの理、①死、②孤独、③責任、である。
これらの理と向き合うためには、どうすればいいかということがこの本の主題だ。
つまるところ、結局自分で人生を決定していくということだ。
そのために目的(長期的に大事にしたい価値観)、目標(中間地点)、手段(目標に到達するためのルート)を設定しよう。掘り下げてみようと本にあった。
なるほど、と思った反面、新鮮な感じはしなかった。それは、自分が勤めている会社の目標カードも似たようなものだったからだ。
会社の目標カードには以下のような項目がある。
・20年後、10年後、5年後にどういう人になっていたいか?=目的や目標に近い。
・そのためにどのような業務をするか?=手段に近い
・そのために会社に求めるものはあるか?=手段に近い
自分は会社では、主体的に人生の取り組みが出来ていたのだなぁと思った。
反面、会社の外で、つまり人生において目的、目標、手段、考えることができていなかったと思う。
この本の作者のように、週一回とまでは、いかないが月1くらいで自分の人生について考えてブラッシュアップできればいいなと思う。
もう一度読み返すなら4章あたりを中心にどうやって目的をブラッシュアップするかを読み返したいと思う。