お金に対する価値観
2025/01/18 12:52
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:みみりん - この投稿者のレビュー一覧を見る
「三千円の使い方」の原田ひ香さんの作品です。
お金の貯め方、使い方には性格が出ます。
趣味とかが違っても問題はないけれど、配偶者、親しい友人は、お金に対する価値観が一緒の人がよい。
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お金系の話が好きで勉強にもなるかもと選んだ。
一つの財布を軸にいろんな人のお金にまつわる悩みや葛藤を描いていくお話。
オムニバス形式で飽きずに読み進められた。
この人この後どうなったの?という疑問にはきちんと答えてくれるし、明暗があるのもリアルで良かった。
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いかにも原田ひ香さんらしいお話の内容と展開ですが、ヴィトンの財布が転々として、登場人物もそれなりに絡み合って、面白く仕上がっていると思います。金は天下の回りものってことですねー
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読書友からお借りした1冊。
『お金が人を変える』
そんな怖さがこの1冊に集約されていました。
自分は怖くて
クレジットカードなんて持てないけれど
持っていたら便利だしいいなとは思う。
だけど、
支払い管理はしっかりと確認したり
しなければいけないなと感じた。
『お金』は何事も大切に慎重に使わなければと
教えてくれた本です。
そして、
1つのルイ・ヴィトンの長財布が
出てくる登場人物たちの手に渡って、手放されて
また違う人に渡って…とちょっとおかしくて面白かったです。笑
そして世のお金を管理・節約を
頑張っている人たちが本当にすごい。
見習わなければ………。(汗)
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お財布がリレーのように色々な人の手に渡って、その所有者たちのそれぞれのストーリーが面白かった。
電車忘れ物市なるものが存在することを初めて知った。この物語のようにお宝が見つかりそうで一回行ってみたい^_^
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財布は巡りめぐってましたね(笑)
原田さんならではのお金にまつわるお話。
私はブランドものとか、投資とかあまり興味がないし、真面目に働いて、本さえ読んでつ倹しく生活できればと考えてるから。財布の持ち主が変わる度、面白さの度合いが変わった気がする
上を見ればキリがない。
下を味わってしまったらやっぱり努力するしかないね
てか、この財布持ったひとは幸せになるのかならないのか、どっちだ~って最後思ってしまったけど、あろうがなかろうが心の持ち方かな。
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お金と向き合う人たちの話。
ファンである「お財布アドバイザー」の善財夏実の雑誌の記事も図書館の雑誌コーナーで読み、生活費を切り詰めて夢に向けてコツコツとお金を貯めている専業主婦のみづほ。
一方、みづほには生活費しか渡さない上、何も考えていない夫。
この夫がとんでもない…(その親も…)
他にも貧しい家庭で育ち、大学に入るも授業料が払えなくなり退学し、アルバイトをしながら高いFXの商材を売る借金持ち男性や株の投資で失敗し、これまた借金を抱える男性。
そして、奨学金の返済で厳しい生活を送っている女性たち。
お金への考え方や使い方、どれも自己責任で、どうやっていくかで人生が大きく変わる。
得に専業主婦のみづほの変化は大きく、希望が持てる。
普段なかなか周りに話しにくいお金の話だけに、興味深かった。
2025.6.6
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まったく面白くなくて途中で読むのやめた。
読んでいるうちに「バカじゃないの」という思いしか出てこなかった。
なんだろう、この人の小説っていい悪いがハッキリしてるね。
読みやすいのはいいけれど、今一つ感銘を受けることがなかった。
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ひとつのお財布が人から人へと渡っていくお話。
この本を読みながら、誰かの家計簿を覗いたような気持ちになりました。学ぶことも多かったです。
お金の失敗をして、家計を見直し、お金を稼ぐ方法を模索する登場人物たち。あけすけには誰も話さない『お金』のことですが、やっぱり生きていくには大事なこと。
自分も家計を見直すのが2025年の目標です。
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2025年最初の読了。
原田ひ香さんの小説って、キャッチーな表紙とタイトルに惹かれて読んだら、思ってたのと違う!って毎回なる(私だけ?)
私も乳児がいて、ちょっと投資をかじり、(節約はそこまでしてないけど)もっとお金増やしたい…と思ってる主婦の端くれなので、大共感して、読み進めあっという間に読み切ってしまった。
必要なのは「経験と知識で得る確かなマネーリテラシー」と「堅実な仕事で得る収入」だと改めてわかった(笑)
みんなお金のことや言えないこと、言いたくないこと表に出さずに、先々のことを考え、不安と共に生きているんだなと思った。
主人公もいろいろあったけど、結果的に大成功してると思う…!最後の財布への思い、よかった。こういうこと、人生において何度もあると思う。
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人生はパズルのピースで成り立っている。
表紙から想像して、もっとポップな話なのかと思いきや、色んな事情でお金に苦しんでる人々が、しくじったりトラブルに巻き込まれたり、周囲の人々と関わりながら生活が変わって行く話。
途中ゾッとするシーンもいくつかありましたが、手を止められなかった。なんというか、読まなきゃいけないという気持ちにさえなった。
『小さなパズルのピースが一つ違えば別の方向に人生は進んでいく』的な内容がちらほらあり、印象に残った。
温かい気持ちやスッキリな感じの読後感ではなかったが、読んで良かったなと思えた。
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リアル過ぎるお金の話。次から次へと話が続きヴィトンの財布の行方もどこに落ち着くのやら。詐欺やら子供の貧困の話も出てお金事情が盛りだくさん。読んでいて飽きさせない内容で面白かった。
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読んでいて苦しくなりました。他人事ではない。私も環境が違えばこうなっていたかもと考えたり、この作品を読んでもそれでもなおやはりお金を増やすために動けない自分に落胆したり(読んだからこそ怖くなったのかも?)、とにかくお金のことを考えるのはやはりしんどいなと思います。
ただ、出てくる女性は概ね現状から抜け出せて良かったです。最後、夫も手放そうと決めたみづほに思わず拍手しました。夫と義母が軽蔑したくなるような人たちだったので。
面白かったです。
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読みやすくて面白かった。
財布が主人公のファンタジー小説というわけではなく、かなり現実的なお金にまつわるお話だった。
お金は良くも悪くも人を変えますね。上がるも堕ちるも紙一重。
とりあえずみづほの夫はクソ野郎。
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とある高級財布を縁として、お金に困らない生活を求め、不運の渦から逃れようとあがきつづける人々が、くるくると回っていく。今、日本に暮らしている、フツーの顔をしてフツーに日々を送っているように見える人たちの内で、どのくらいの割合の人が、実際にはこの小説に描かれるような「苦しい」内情をかかえているのだろうか、と気になった。