今回もホッと一息つける秀作でした
2025/04/03 18:00
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投稿者:キック - この投稿者のレビュー一覧を見る
戦国時代に一大名を滅亡に追い込むなど能力を如何なく発揮した呪いの人形「お梅」。500年の封印が解かれ現代に蘇った「お梅」の恐怖の「呪い」第2弾。前巻が思いのほか面白かったので、迷わず購入。パワーアップしたはずの呪いを、出会う人間にかけていきますが・・・。お受験あり、いじめ問題あり、信仰宗教あり、叙述トリックあり等々の5篇の連作短編。各話が緩く繋がっているのも見所です。今回もホッと一息つける秀作でした。次回も楽しみです。
空中浮遊と胴体分離
2025/03/16 17:09
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投稿者:エムチャン - この投稿者のレビュー一覧を見る
前巻が面白かったので、これも読了。お梅が新しく、胴体分離や空中浮遊をあやつり、今度は、みたいなことになるのかな、と思いきや、結果は……でした。ネタバレは、書きませんので、ぜひ、お読みください。
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投稿者:ぴろ - この投稿者のレビュー一覧を見る
シアワセになるのは、ほんの少しの勇気なのかな
変な思い込みと意地を捨てれば誰の近くにも幸せはあるんだよ、って言ってくれてる気がした
お梅は怒りそうだけど 笑
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投稿者:Jung - この投稿者のレビュー一覧を見る
どんな復讐劇かと思いきや、復讐劇が裏目裏目に出て、最後はハッピーな気持ちとなるのがなんとも言えずほんわかします。
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シリーズ第二弾
同じ境遇?の仲間から技をもらい「ぱわああっぷ!!!!」したお梅ちゃん。今、感想書きながら振り返って思ったのは「なんだろうこのドリフ感w」だった!
それでいて?というかお話は相変わらずお梅ちゃんの意に反してハートフルで可愛いんだよねー。可愛いとか言われたくない!って言われそうだけど。
第三弾も!って期待できそうな感じのpostを拝見したので楽しみに待ちます!あ、初版の例のアレを見つけられなかったなぁ
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シリーズ第2弾
今回もお梅の思いとは裏腹に、呪うどころか幸せになってしまう
しまいには歌にまで(笑)
呪おうとする相手以外が不幸になるというお梅の力だろうか。お梅は気づかないけど…
「ゑぴろをぐ」の結果が秀逸
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1巻を読んでいないので(すみません)、2巻からでも大丈夫かな?と思いながら読み始めました。
しかしぷろろをぐでお梅の存在がどんなものなのかよくわかり、すんなり物語の世界に入ることができました。
呪いの人形といったらやっぱり怖い恐ろしいイメージがあるはずなのに、読み進めるとあれ…?なんだかおっちょこちょいな可愛い女の子が見えてきました。
お梅は人を呪いたいはずなのに、お梅のそばにいる人はお梅によって心のモヤモヤが発散されていく。そしてぱーっと明るくなったり救われたり。
呪いの人形どころか幸福の人形ですね。
ただし自分が幸せになったら他の人に渡すのが幸せでいるコツ、な気もしますが…。
たいへん面白くて1巻も気になってきました。
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面白かったです。今回はいろいろ予想を裏切られ、驚きがたくさんありました。母子家庭を呪いたい、のエピソードが良かったです。
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今回もおもしろかった。
まさか、別の呪いの人形がいたとは!
みんな幸せになるんだろうなとは思いながら読んでるけど、やっぱり幸せになるよね。
お梅、もうそっちの路線でいこう!笑
また読みたいな。
またお梅にあいたいな。
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お梅ちゃんシリーズの2作目
相変わらず、上手くいかず
幸せの人形扱いにされてしまう
今回も、登場人物が
少しだけ繋がっていて
あーあの人だぁと
嬉しくなってしまいます
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早くも呪いの人形が帰ってきた。
今回も相変わらず何もかも裏目に出てしまうお梅。
伏線の解説までしてしまう親切心も備えてしまったようだ。
意外な結末だったりと凝った作りにはなっているけれど、何にも考えずに読んだ方がこの本は楽しめる気がする。
続編がもし出れば何にも考えずに楽しみたい作品。
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お梅ちゃんが『ぱわああっぷ』してました。
前作に続いて楽しく読ませていただきました。
前作はお梅ちゃんの力ってそこまで効いてるイメージがなかったんだけど、今回はちゃんと力を発揮してるし、浮かぶこともできるし、効いてる!。。。効いてはいるんだけどっ(笑)
もう、色々と惜しいよね。
でも、そこがお梅ちゃんらしくて楽しかった!
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呪いの人形のお梅が、同じ呪いの人形から浮遊能力を貰いパワーアップ。だけど、さほど浮遊出来ないのがまた、お梅らしかったです。
お気に入りは「恋煩い〜」
裕太にはやられました。読んでて違和感がありましたが、まさかの展開にビックリしました。
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『お梅は呪いたい 』の続編。
戦国時代以来の封印が解けて復活し、現代人を呪い殺すつもりが、何故か人々を幸せにしてしまう呪いの人形・お梅。
偶然出会った、首だけの呪い人形・次郎丸から空中浮遊の能力と次郎丸の分も瘴気を受け継ぎ、今度こそ人間を呪おうと意気込みますが・・。
お梅が「ぱわああっぷ」してリベンジに臨む、連作五話(+ぷろろをぐ&ゑぴろをぐ)が収録されております。
まず「ぷろろをぐ」の、首だけの武士の呪い人形・次郎丸との"呪い人形トーク"が楽しいですね。
因みに次郎丸は江戸時代の人形なので、戦国時代からのお梅からすれば"後輩"になる為、それに途中で気付いた次郎丸が急に言葉遣いを改めるのも笑えます。
さて、今度こそ呪いまくるぞ!と意気込むお梅。
前作より進化(?)しているのは、新たに習得した能力で、"首だけ浮遊"させて人間の鞄の中に入り込み、ターゲットたちの外出先までついていくことができるようになったことで、つまり行動範囲が広くなっているんですよね。
それで、色々情報収集や小細工などして健闘するものの、結局は今回もお梅にとって"思ってたんと違う"展開になってしまうわけでして(お約束)。
(ちょっと想像してみると、自分の鞄の中に"人形の首"が知らん間に入っていたら、マジで怖いんですけど・・汗)
そして、今回はお梅だけではなく読者(私だけか?)にとっても"想定外"な結果に至る話があって、「二世帯住宅で呪いたい」の真相も意外でしたし(てか、怖すぎ)、「恋患いで呪いたい」でもミスリードされたりと、叙述トリック的な"一捻り"が見受けられましたね。
あと、何気に考えさせられたのが、お梅が現代人について、
「現代人は、戦国時代の人間と比べて、病気や怪我では死にづらくなったが、精神的苦痛を受けた時は、むしろ簡単に自害を選ぶ傾向があるようなのだ」
と、考察する場面は、年々増加傾向にある自殺者問題の本質をついているな・・と思いました。
てなわけで、この度も人々を"幸せ"にしてしまったお梅なのですが、終盤でのお梅の"妥協の願い"は実は叶っていたことに気づかないのもご愛敬ってとこですかね~。
ともあれ 、お梅の"呪いが成功"する日はやってくるのでしょうか?(いっそ"幸せを呼ぶ人形"にシフトするってのはどう?)是非さらなる続編を期待しております~。
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500年前に作られ、戦国の世に呪いの人形となったお梅ちゃん。
令和の世に、古い屋敷の解体工事で発見され、木箱をハンマーで壊されて甦ったお梅ちゃん。
呪っても呪っても、呪った相手を幸せにしてしまう、令和の社会に翻弄されるお梅ちゃん。
はい。続巻で帰ってきました~! 祝、お梅ちゃん、再来♡
お梅ちゃんは、首だけになってしまった武士の呪い人形、次郎丸と出逢います。
彼らのやりとりが、とてもキュートです。世の中がいろいろと変化すると、呪いの人形さんも生きづらいようです。
次郎丸に教えられて、お梅ちゃんは、宙に浮く技を会得します。首と胴体を離して、首だけ浮くこともできます。双方で通信できるのですw
ふたりは、「とゐすとをりゐ」とか「ちゃゐるどぷれゐ」とかの人形映画談義もします。そして、次郎丸の瘴気(しょうき:人間が吸うと病にかかり、やがて死に至る気体)も授け受けて、お梅ちゃんは「ぱわああっぷ」したのです!
お梅ちゃんの呪いが始まりますよ~♪
有名私立小学校のお受験をする未央ちゃんを、母姉弟の三人家族の修馬くんを、二世帯住宅に住む良絵さんを、天秤座の裕太さんを、シンガーの恭也さんを、次々と呪っていきます。そして、今回も伏線回収。。。 詳しくは、本書でお楽しみください。
だんだん、お梅ちゃんへの愛着が深まってきました。どらま化・映画化されないかしら? ぐっずは販売されないかしら?
ますこっとをばっぐに付けて、ちゃあむをすまほけゐすに付けて、あくりるすたんどをですくに置きたいわ♡
人を呪わば穴ふたつと申しますが、結果的に人を幸せにしてしまった場合はどうなるのでしょうか?
既遂? 未遂? そもそも呪いって、犯罪でしたっけ?
あなたは、お梅ちゃんに呪われたいですか?
続々巻がありそうな気もしながら、なぜかクリスマスを前に呪いなどという物騒な言葉がタイトルの本を購入してしまったのでした。
みのりは お梅ちゃんになら呪われたいw