「良い建築を安く」は実現できる! みんなのレビュー
- 桑原耕司
- 予約購入について
-
- 「予約購入する」をクリックすると予約が完了します。
- ご予約いただいた商品は発売日にダウンロード可能となります。
- ご購入金額は、発売日にお客様のクレジットカードにご請求されます。
- 商品の発売日は変更となる可能性がございますので、予めご了承ください。
評価内訳
- 星 5 (0件)
- 星 4 (0件)
- 星 3 (0件)
- 星 2 (0件)
- 星 1 (0件)
1 件中 1 件~ 1 件を表示 |
紙の本「良い建築を安く」は実現できる! 建築コストを20%も削減するCM方式
2001/11/27 18:16
2001/11/26
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:日経ビジネス - この投稿者のレビュー一覧を見る
欠陥住宅、不透明な建築費といった身近な問題から、公共事業を食い物にするゼネコンの談合体質など、日本の建築業界に対する批判の声が高まっている。本書は、無駄なコストを費やした建築の具体例や、甘い汁に群がる悪徳業者の実態を検証し、「良くて安い建築」とは何かを解説するもの。
かつて大手ゼネコンに在籍し、現在は設計会社を経営する著者が、歯に衣着せぬ言葉で現状の問題を追及する。例えば「良い建築を安く」の実現を妨げている人物として設計者を挙げる。「権威主義の嘘つき設計者、デザイン以外に取り柄がない設計者」などを辛辣に批判し、彼らの実例を示す。さらに、「設計者にはコストをコントロールする能力がない」と厳しい。
また、建築費を高くする「第2の悪者」として挙げるのが専門工事会社と建材メーカーだ。「総合建設会社を通じて建築主に出される見積金額は、いずれも確たる根拠のあるものではない。『えいやっ』と決めたものにすぎない」とさえ言い切る。自由競争を妨げている総合建設会社と専門工種別の「仕切り価格調整型談合」などについても詳しく触れている。
「良い建築を安く」を実現する具体的な手順にも触れ、建築主には初期の「企画」を人任せにするなと説く。
Copyright (c)1998-2001 Nikkei Business Publications, Inc. All Rights Reserved.
1 件中 1 件~ 1 件を表示 |