データ・ドリブン・マーケティング―――最低限知っておくべき15の指標 みんなのレビュー
- マーク・ジェフリー, 佐藤純, 矢倉純之介, 内田彩香
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データ・ドリブン・マーケティング 最低限知っておくべき15の指標
2018/08/08 03:14
データを集めてからの道標
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:hirohonlog - この投稿者のレビュー一覧を見る
データ・ドリブン・マーケティングを実践するための適切な指標15個を解説している本。
所謂、マーケティングフレームワーク(3C,5F,STP,感度分析等)の話ではない。
伝統的な10の指標と、比較的新しいサーチエンジン+ソーシャル系の5つの指標を具体的に記載されており、分かりやすい。
例えば、"CLTV(顧客生涯価値)を高めるのが目的だ"と言われても実はピンと来なかったが、本書では計算式で導いているので、少し腑に落ちた。
ただ、その算出には非財務指標と財務指標のどちらも必要であるため、データが集約されていなければ指標があっても活用は難しいと感じた。
いきなり全ての指標は難しくても、まずはあるデータを元にして指標を立てるのが良いと思う。
データもとりあえず片っ端から集めないと、ある指標では3~5年分は貯めないと意味をなさないものもありそう。
別書籍『カスタマーサクセス――サブスクリプション時代に求められる「顧客の成功」10の原則』にも”まずはデータだ ~略~ 膨大なデータだ”と記載あり。
とはいえ、本書冒頭では”マーケッターたちは、巨大なデータ量に圧倒されてしまい、時間・リソース限られた中、活動の有効性を示せないままになりがち”とある。
最終的に”ビジネス要件”からどんなデータが欲しいのか必要なデータが決まるが、
データの集め方を解説した本ではないので、その集め方も課題があるかもしれない。
道しるべにはなる参考書のため、お薦め。
私のお客様にも、データ・ドリブンで躓いているところや逆にこうして進めているという例を色々きいてみたいと思う。
2020/01/14 22:33
デジタルマーケティングとはなんぞや?という疑問に答える1冊
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:りょーた - この投稿者のレビュー一覧を見る
自分はマーケティングに関して全くの門外漢なのだが、それでも読み進める手が止まることはなかった。
デジタルの力で多くの現象が「計測可能」となり、マーケティングの精度も高められるようになってきた。
そういう潮流に乗り遅れないように、BtoC、BtoB問わず知っておくべき知識が詰まっていると思う。
途中、マーケティングの用語が頻出してきて門外漢には辛いところもあるが、この本のエッセンスはマーケティングのテクニックのあれこれではなく、デジタルマーケティングの考え方を経営にどう活かすか、という点であると思う。
しんどくなっても最終章まで読んでほしい。
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