東大教授がおしえる やばい日本史 みんなのレビュー

気楽に読める日本史概要書

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投稿者：つばめ　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

歴史上の有名人・偉人も完全無欠ではなく、欠点をもった普通の人間である。歴史を知るときには、偉人の長所を学ぶと同時に、欠点（やばい部分）を知ることも大切である。そうすることで、歴史がぐっと身近になるという意図で書かれた日本史の概要書である。「やばい」というと、歴史上の有名人の判断に誤りがあり、日本の国があやうく危機に直面した、あるいは直面しそうになったような事象を想像するが、本書の趣旨は、上記のように全く異なる。「ざっくりマンガ解説」により日本史の概要の一端を知ることができ、肩の凝らない一冊であると思うが、本のタイトル「やばい」には、若干の違和感を覚える。