創造する経営者 みんなのレビュー
- P・F・ドラッカー, 上田惇生
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紙の本創造する経営者
2016/06/21 13:32
金言集6
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:KKキング - この投稿者のレビュー一覧を見る
マネジメントの大家・ドラッカーによる名言集シリーズ第六弾。1964年作品。世界最初の事業戦略書、と謳うだけあり、クラシックな存在感がある。
紙の本創造する経営者
2009/12/07 22:43
書き写して読み上げたい現代の論語
5人中、5人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:kc1027 - この投稿者のレビュー一覧を見る
事業仕分けという予算折衝がインターネットで中継されるようになって、
ドラッカー全集はついに万民にとっての必読書、現代の論語になった
のではないかと感じる。
いたるところで景気対策が求められる世の中では、ドラッカーが
確立したマネジメントというものがいよいよコモディティーになって
きたと考えてもいいだろう。そんな世の中に、本書のこんな一節を
放り込んでみたくなる。
「経済的な成果は、景気のよしあしによってもたらされるのではない。
人によって実現されるのである。」
『事業戦略』の原点といわれる本書の論旨は極めて明快だ。
業績を上げるために、自社の事業を定義し、卓越性を定義し、
優先順位と劣後順位を決定する。もうそのまんま、今のこの国が
行うべき仕事じゃないか。
さらには、業績を上げるための3つの能力とは、仕事を計画すること、
仕事を具体化すること、業績を人・職務・組織の中心に据えること
だというのだから、これは現代の日本の政治家に向かって書かれた
のではないかと思うほどだ。
コスト管理で効果をあげる5つの原則、マーケティングの8つの現実、
予期せぬものを知るための9つの問い。ドラッカーのこれらの提言に
よって飛躍した組織はどれだけあるのだろう。理想企業の設計、
機会の最大化、人材の最大利用。そうやって企業は戦後世界をつくって
きたのだろう。
そしてやっぱりドラッカーの真骨頂は、こんなフレーズだ。
「未来に何かを起こすには勇気を必要とする。努力を必要とする。
信念を必要とする。その場しのぎの仕事に任せていたのでは、
未来はつくれない。」
書き写しているだけで、しびれる。
読み上げたら走り出したくなってしまうかもしれない。
もう携帯とドラッカーさえあれば、未来をつくれそうな気がしてきた。
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