幻坂 みんなのレビュー
- 著者:有栖川 有栖
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紙の本幻坂
2017/09/28 10:39
大阪の原風景である上町台地にある天王寺七坂にまつわる物語。この本を持って現場に行ってみよう。
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ぴんさん - この投稿者のレビュー一覧を見る
幼い頃、清水坂でよく遊んだ幼いヒナちゃん。不慮の事故で亡くなったヒナちゃんを偲んで、清水坂を通る人に語りかける。坂の傍らにはあのころと同じ、山茶花が咲いています。(「清水坂」)
作家志望の美咲と愛染坂で会い、恋仲になるが、新作に苦悩する新進作家の私。いつしか二人の関係に亀裂が入り…。亡くなった美咲の四十九日に愛染坂で再び二人は会えるのか…。(「愛染坂」)
七坂を舞台に歴史的因縁や文化的背景を織り交ぜながら、大阪の人々をリアルに叙情的に描いた9編。
大阪で頓死したといわれる芭蕉の最期を怪談に昇華した「枯野」。難波の夕陽に心奪われた平安時代の歌人・藤原家隆の終焉の地となった「夕陽庵」を悠久の歴史とともに描く。
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