地球０年 みんなのレビュー

今でもリアリティを持って読める

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投稿者：金吾庄左ェ門　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

197X年クリスマス・イヴの前日に核戦争が勃発。世界が甚大な被害を受ける中で、その被害が軽微な方の日本が自衛隊をアメリカへ派遣します。
アメリカへ派遣された自衛隊は大活躍な一方で、戦争時や混乱時にはありがちなトラブルも発生し一筋縄ではいきません。日本国内も非常手段に打って出ざるを得ない状況になります。
ソ連はロシアになっただけ、中国は変わらず共産主義国家ですので、今でもリアリティを持って読むことができます。憲法を守れとか集団的自衛権反対を叫ぶ左翼の人や、反対にもっと自衛隊を海外に派遣しろという右翼の人に読んでもらいたい小説です。