天地雷動 みんなのレビュー
- 著者:伊東 潤
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紙の本天地雷動
2017/01/08 12:52
長篠の戦いに至る過程を味わう秀作
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:とりこま - この投稿者のレビュー一覧を見る
クライマックスは長篠の戦だが、この作品のだいご味は信玄の死から長篠に至る過程を、勝頼・家康・秀吉の3人を中心に据えて、各々を取り巻く状況を時々刻々と描いた点にあると思う。
信玄という巨星が居なくなった後の家中取りまとめに苦労する勝頼、同盟者でありながら信長の大きな影に惑わされる家康、鉄砲の生産に奔走する秀吉、各々の姿が印象的で、さらに武田方の地侍を描いた点も話に深みをもたらしている。
長篠といえば鉄砲だが、国産の鉄砲を必要とした理由は新鮮であった。
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