白蓮れんれん みんなのレビュー
- 林 真理子
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紙の本白蓮れんれん
2020/10/08 14:47
この物語に描かれた白蓮は、とにかくドロドロと濃い生き方でした。
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投稿者:タオミチル - この投稿者のレビュー一覧を見る
NHKの朝ドラ「花子とアン」がなかったら、たぶん手に取らなかっただろう1冊。そういや、白蓮ってどんなひとだったんだろうと読み始める。
普通、映像を先にみてしまうと、その役者を当てはめて読み進む羽目になるのだが、本書の白蓮こと柳原あき子に、TVでその役を演じた仲間由紀恵さんをあてて読むコトはまったくなかった。もう別人過ぎ。本当の白蓮は、もっとずっとドロドロとした生き方をしたヒト。だからこそ、最終章の最後の最後のセリフ「私はあきらめなかったもの」「私、頑張ったもの。本当に本当に頑張ったもの。死ぬよりつらいことがたくさんあったけど負けなかったわ」が効いてくる。TVドラマではかなり濃いキャラクターだと思ってたけど、本書を読んだ後だと、あの朝ドラの白蓮は、やっぱ朝ド風の爽やかさ健全さだったと思うほどです。
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