キル・ゾーン みんなのレビュー
- 須賀しのぶ, 梶原にき, 須賀しのぶ (著), 梶原にき
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2001/06/19 05:18
ネメシス=ギリシャ神話で、人間の思い上がりに対する神の怒りと罰とを擬人化した女神。
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投稿者:叉葉 - この投稿者のレビュー一覧を見る
女でありながら、治安部隊の分隊長を務めるキャッスルの部隊に、泥ねずみ(スワンプ・ラット)という名の兵士が入ってきた。素顔は髪とヒゲでわからない。そして酒におぼれ、働く気のない彼。だが、ある日ヒゲを剃ってから、急にマジメになった。同時に、キャッスルの様子も変わった。二人の過去には共通するものがあった。それは彼らの運命を変えるものだった。
この巻ではキャッスルの過去が少し見えてきます。キャッスルの幼い頃の事、何故治安部隊などに入隊したのか。その事にスワンプ・ラットが深くかかわってくるという事、など…。また、ラファエルの存在が強く出てくる巻でもありました。キャッスルとラファエルにハマり始める一冊。
そして、この巻でも言えるのが、『戦場 = 一寸先は闇』です。
2001/05/24 23:51
悲劇のとき
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投稿者:ひろみやりょう - この投稿者のレビュー一覧を見る
17歳のエイゼンが主人公の過去編。舞台は月面都市。周囲の反対を無視して、自分の性質を正反対の場所である士官大学に入学します。そして、そこで彼は、サウルという名門オブライエン家の長男である優等生と出会います。そして、もうひとりの優等生シャローム・メイエ。この3人を軸として、物語は進んでいき、やがて奔流のごとくクーデターが起きてしまいます。この物語はエイゼンの「破壊衝動」という「病気」がキーとなっているのですが、本編で語られる以上に、この話はエイゼンの本質を突いているように思います。番外編と思われがちですが、そうではなく、あくまで本編の一部であり、勿論しっかりと伏線もはられています。すべての結末は、すでに本編で語られてはいますが、だからこそ余計に読みながら、登場人物たちの顛末が悲しくもあり、切なくもあります。勿論、1話完結でもあるので、これ一冊でも充分に楽しめると思います。
2001/04/18 14:15
キル・ゾーンの外伝
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投稿者:神谷 - この投稿者のレビュー一覧を見る
「キル・ゾーン」の外伝的な物語。本編では巻が進むにつれて、物語が重くなっていくように感じるのだが、この話は1巻で終わっているし、雰囲気が暗くないのですいすい読める。「キル・ゾーン」は読んでみたいけど、話が長くてとっつきにくいという人にもおすすめ。