東方ウィッチクラフト みんなのレビュー
- 竹岡葉月, 飯田晴子
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2002/07/28 21:42
ちゃぶ台がえし!?
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投稿者:悠弥 - この投稿者のレビュー一覧を見る
三巻目でちょっと出て、前巻で「ましろの占具」とだけ出てきたましろさん登場です。ランランが前巻で手に入れた占具で過去を見て行くのだが、そこで起きた事は・・・。同じ頃柾季は「ましろ」と同じ名前をもつ少年に出会っていた。ついに主従関係最悪自体に!って、今までもあんまりよくなかったっようにも、思いませんが。最高のコンビネーションだったけど、一子は受験生だし、勘違いも多いしね。今回は重い部分がいつもよりおおいきがしますが、けっこう楽によめます。素敵な言葉もたくさん。次で最終巻らしいです。もう、このコンビを見れないのは寂しいです。
2002/07/28 21:25
シンパ組も元気です
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投稿者:悠弥 - この投稿者のレビュー一覧を見る
「魔女のウィッチクラフトが、キミを別な存在に変えてくれる」—ちまたではそんなメールが流行っているらしい。どうやら柾季の“お仲間”の仕業だと気づいた一子。でも、犯人はいったい誰?そんな一子の前に、ゴスロリファッションにピンクのバトンを背負った、昔なつかしい魔女っ子スタイルの美少女が現れた。一子は、その少女宇卵(自称・魔女っ子ランラン)に誘拐されてしまい…。
一子と柾季の中がギクシャクしますが、そのおかげで、柾季は忘れていただろう一つの目的を思い出します。犬は飼い主に似る、じゃないですけど、一子ちゃん柾季に似てきた気が・・・。ランランにかきまわされて、いろんな物を落とされていった感じです。最後に一子ちゃんにとんでも、ないことをしてくれます。
2002/02/07 23:16
ドタバタのなかにしんみり
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投稿者:さとる - この投稿者のレビュー一覧を見る
シリーズ第3作。
前作で柾季の未熟な面が浮き彫りにされたが、今回の話でその柾季に成長が見られたように思える。
柾季の通う御堂学園の、歴史研究会メンバー殺人未遂の犯人に挙げられてしまった一子は、柾季と研究会の合宿に参加して疑いを晴らそうとする。
研究会メンバーのある人間関係に問題が生じているのだが、それに柾季たちが絡んでいく。しかし、前2作に見られたような、めちゃくちゃな幼稚な干渉の仕方はしていない。今回の件は柾季自身にも何か思うところがあるのではないかという展開を見せ、内容もただ楽しいだけではなく、しっかりとした中身、主張を伴っている様に思えた。
主役たちの魅力も増し、今後のシリーズの展開が非常に楽しみである。
2001/11/14 00:33
シリーズのテーマが見えてきたか?
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投稿者:さとる - この投稿者のレビュー一覧を見る
善き魔女を目指す男子高校生滋賀柾季と、彼の使い魔になってしまった観凪一子のコメディ第2弾。ダンサーである柾季の母に弟子入り志願をしてきた女性が現れるが、どうもそれにはいろいろ裏がありそう……というもの。
前作ではそれ単品で終わっても何の問題もない、読みきり作品の雰囲気があったが、今回の話で作品の雰囲気はシリーズもののそれとなったように思える。もちろん話自体はこれ一冊で完結しているのだが、シリーズものにはお約束の伏線などがちらほらと見られる様になってきたのである。
観凪一子の受難の物語なのかと思っていたが、どうも一子の視点を通しての柾季の成長が、このシリーズのメインとなるようである。使い魔が人間であるといったことなどから、気を遣わなければならなくなるなど、柾季の魔女としてはもちろん、人間としての成長に関わるであろう要素がうまいこと作品の中に折り込まれていると思った。ただのコメディではなく、青少年の成長モノとしても楽しめそうで、次回作が楽しみである。
2001/06/21 23:33
ある意味スタンダードな少女小説コメディ?
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投稿者:さとる - この投稿者のレビュー一覧を見る
『ウォーターソング』ウォーターソングでデビューした著者の第二作目。ノスタルジックなSF作品だった前作とはうって変わって、今回は現代のコメディもの。
隣の有名私立校の1年生の滋賀柾季に憧れる中学三年の観凪一子は、ごく普通の家庭に育ったごく普通の中学生のはずだった。しかしある日一子は憧れの柾季の正体が魔女であることを知り、何故か彼の使い魔にされてしまう。挙句立派な良き魔女を目指す柾季は、最近世間を騒がせている路上強盗事件を自らの力で解決しようとし、当然ながら一子も巻き込まれることになる。
難しいことを考えずに、最後まで一気に楽しんで読める作品だと思えた。何よりもメインの二人が凄いキャラが立っています。個性的で、感情表現が素直で、読んでいて主人公たちに好感が持てた。ドタバタコメディの中にも、友人関係という今回の話の核であろうテーマも存在していて、きちんと読者の心に何かを残すようになっていると思う。
もっともこの点に関しては、ひかるの視点からもう少し語って欲しかったと思ったのだが。内面の葛藤を、もう少し前面に出してもらえれば、さらにこの点が印象に残っただろう。
一子は最近のライトノベルでも滅多にお目にかかれそうにない、曇りのない真っ直ぐで素直なおばかさんであろう。最近の、明らかに時代の流れにそって傾向の変わってきてしまっている少女ライトノベルだが、こういう作品を書く作家には末永く残って欲しいものである。とにかく、ライトノベルだからこそできる、気持ちのいいコメディが読めたと思う。
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