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僕がなめたいのは、君っ! みんなのレビュー

  • 桜こう (著), 西邑(イラスト)
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みんなのレビュー5件

みんなの評価4.2

評価内訳

  • 星 5 (2件)
  • 星 4 (3件)
  • 星 3 (0件)
  • 星 2 (0件)
  • 星 1 (0件)
3 件中 1 件~ 3 件を表示

紙の本僕がなめたいのは、君っ! 2

2008/10/23 17:38

信頼関係は強まったが・・・

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:DSK - この投稿者のレビュー一覧を見る

花(花言葉)題材にした学園ラブコメバトル物。第2巻である本作ではフラワー協会から梨花の幼馴染がやってきてメンバーを巻き込む話。しかし、本作のメインは一緒についてきた月夏というキャラの母娘物語である。彼女の絶望から希望へのストーリー展開を軸に、深まる洋、梨花、帆鳥トリオの信頼関係、洋の花視能力の向上、ペロペロ占い(詳しくは読んでのお楽しみ)に相談にやってきた姉妹の溝といった要素がほどよくブレンドされている。前回にも増して花言葉を有効に活用していて面白かった。花言葉の勉強にもなる。洋と梨花の恋の行方は相変わらずだが、幼馴染の登場による洋の嫉妬や月夏と洋の関係を訝しがる梨花など、美味しいイベントは多々あった。ただ、今回もやや淡泊だと思うので、もう少し梨花がデレて欲しいところ。強い梨花が窮地で洋を頼るとか(洋がもう少ししっかりしないと無理か)。普段は「君」としか呼んでもらえずヘコんでた洋だが、今回も1度だけ梨花が洋の名前を呼ぶシーンがある。

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紙の本僕がなめたいのは、君っ!

2008/10/23 17:21

設定が特徴的

3人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:DSK - この投稿者のレビュー一覧を見る

王道的ボーイ・ミーツ・ガール学園物に花(花言葉)の要素を加えた設定が特徴的で、花言葉が好きな人、ガーデナー(若い人にはあんまりいないか)などには本編以外にウケる要素がある。ただし、咲き乱れる花々を描く場面が多くなりそうなので絵師さんは苦労するかも。花族(フラワー協会)と密花という対立構図なので登場人物の創造やストーリーを膨らますには事欠かないであろう。第1巻なので舞台設定や登場人物の紹介に費やされた部分も多分にあるため、本来のストーリー展開は次巻以降に期待するところもあるが、これはこれで結構楽しめた。クライマックスはそれなりに壮大だったし(その割に少々呆気なかったが)。主人公の洋に対するヒロイン莉花の振舞いはやや尊大なツンデレ風味。洋が弱腰というか謙虚(それほどヘタレでは無いと思う)なため、莉花は常に洋を「君」と呼ぶ。おそらくタイトルに沿っているのだろうが、効果的なところで1回だけ名前を呼ぶシーンがあり、これはなかなか上手いなと思った。もう1人のヒロイン帆鳥(中学生)は「洋さん」と呼んで清楚な印象を与えているが、当初より洋と梨花の関係を楽しんでいる耳年増である。この三位一体のバトルが見どころになるが、ラブ要素がやや淡泊なので次から期待したいところ。

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紙の本僕がなめたいのは、君っ! 5

2010/01/31 22:19

いろいろ詰め込んで程良く纏めた完結編

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:DSK - この投稿者のレビュー一覧を見る

これまでのゲストが総登場、いろいろぎっちり詰め込んで二転三転する展開の果てに心地良く幕を引く完結編である。今回は口絵にあるように「ニセ洋」なる人物が登場して恋敵的な振る舞いを見せる。こういう展開でヒロインが心奪われようものなら……と神経質にもなりそうなところだが、誕生の経緯が解れば「なるほどねぇ」ともなるし、まぁ、表紙へと続くための伏線だと思えば良いかと。

花視として人の心や想いを視てきながら自分の気持ちは視てこなかった、想いを伝えることなく流されていたことを自覚し、そのことを悔やみ、気付かせてくれたみんなへの感謝とともに生まれ変わっていく洋の姿が描かれている。これは、常識や固定概念に捉われて自分をその中に当てはめようとする受け身な考え方から、常識は変わるもの、固定概念は打ち破るもの、だから捉われず自分に正直であろうとする自主的な考え方への変化でもあり、それが自らの殻を破って成長することに繋がる、という含蓄があって良かった。いつになくヘタレに描かれていた中盤までに比べて、莉花さんへの想いを溢れさせた終盤からは、(ちょっとだが)違いを見せて頑張った洋である。ただ、今回、というか今回も一番頑張っていたのはオズガだったりする。オズガの挑発に対抗する莉花さんというやり取りを見ると、どっちがメインヒロイン?という存在感である。月夏ちゃんのお母さんのことも解決へ向かったが、もう少し頁を割いて、せめてお母さんからの言葉くらいは聞きたかったな。あと、せっかくの表紙に期待が膨らんだが、まぁ、これが莉花さんの精一杯かな?これはこれで本シリーズらしかったと言えよう。

元より起伏のあるストーリーを上手く書いていたし、当初は希薄だったラヴ要素も飛躍させた作者なので次も期待できると思う。新作を楽しみに待ちたい。

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