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僕がなめたいのは、君っ! みんなのレビュー

  • 桜こう (著), 西邑(イラスト)
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みんなのレビュー5件

みんなの評価4.2

評価内訳

  • 星 5 (2件)
  • 星 4 (3件)
  • 星 3 (0件)
  • 星 2 (0件)
  • 星 1 (0件)
5 件中 1 件~ 5 件を表示

紙の本僕がなめたいのは、君っ! 4

2009/09/20 23:05

今度は『ペロペロセラピスト』

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:DSK - この投稿者のレビュー一覧を見る

いやぁ、今回もやってくれる。天の邪鬼な莉花さんとニブチンの洋、この2人のズレまくりな恋模様に、洋の秘められた能力やオズガの目的、密鬼の生い立ちといった秘密部分を上手く絡め、女子高に潜入というドキドキに百合要素まで加えた展開が今回も冴えている。とうとう「女装→美少女」の属性が付加された洋とオズガとで進む前半で本巻の“表”ストーリーが導入されていく。オズガが在籍する女子高で勃発した事件の犯人捜しなのだが、これがまた上手にミスリードを誘う展開になっている。そして、女子寮では洋に対して真っ直ぐに想いを伝えるオズガのあからさまというか赤裸々な言動がこっぱずかしいほど。前巻でコツを掴んだのか、作者の筆もノッている。莉花さん・帆鳥ちやん・月夏ちやんも加わった中盤から後半にかけては、洋の能力やオズガの目的といった“裏”ストーリーが動き始める。共鳴とか呪いとか憑依とか、様々な形で人の心が乗っ取られる要素を巧みに用いて、そして洋がいろんな娘の蜜花をなめになめまくる展開の中で、他の密鬼とは行動を異にするオズガがなぜ洋を求めるかの真意がおぼろげではあるが見えてきた。ただし、今回その目的に立ちはだかるのが莉花さん。洋とのすれ違いでショックを受けていたところを帆鳥ちやんに諭されて復活するのがややあっさりし過ぎではあったが、これはこれでツンデレの真骨頂ではあった。というか、今回のオズガにしろ莉花さんにしろ実質的には2人とも洋にメロメロなのである。何げに帆鳥ちやんも隅に置けないところもあるし、何と言うか、結果として物凄く無自覚で善良なスケコマシになってるんだよね、洋クンは。実にこんちくしょーな洋なのだが、今回のことで覚醒しかけた能力が今後どのように展開するかは楽しみである。ちなみに、本シリーズのお約束、梨花さんが洋の名前を1回だけ呼ぶシーンは最後の最後に出てくる。梨花さん咄嗟の頑張りと甘えんぼ振りにはやられた。

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紙の本僕がなめたいのは、君っ! 3

2009/04/20 23:14

大幅UPしたラヴ成分と緻密なストーリー展開で「化けた」会心の作

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:DSK - この投稿者のレビュー一覧を見る

これは見事に「化けた」と言うべきだろうか。ライトノベル的要素をふんだんにバランス良く盛り込んで、格段のレベルUPを果した第3巻である。まず何と言っても主人公【洋】とヒロイン【莉花】との嬉し恥ずかし甘々シーンが大幅に増えたことを特筆せねばなるまい。操られての超デレデレな豹変もあって、これまでの不足感を一気に払拭する大盤振る舞いである。さすがに後半は甘さが過ぎてこっぱずかしくなるクサさすら(特に洋が)醸していたが、これはこれで良い。読んでいてニヤニヤしてしまう展開はやっぱり良いのである。洋は相変わらずの見事なヘタレっぷりだが、何気に莉花さんのハートをがっちり掴むような言動をしておきながら、下心もなければ自覚もない見事なニブチンでもある。それに対してなかなか素直じゃない天の邪鬼な莉花さんだが、洋と帆鳥ちゃんのちょっとした場面に勘違いして過剰反応、一時期は深刻な状況に陥ってしまう。これはさすがにショック受け過ぎでしょ莉花さん、だったら普段からもう少し洋にデレてあげてよ、と思えなくもないほどである。そして秀逸なのが本編。幾重にも重ねられた展開により次から次へとピンチが訪れ、それを打開するために1人また1人と相対していく中で、最後に洋と莉花さんの2人だけで最大の敵に立ち向かうことになる演出がニクい。しかも作中に出てくる「なめ賢人」の伝承を絡めて、切り札と思われた古来の武器に起こったまさかのズッコケ展開を1つ挿んでおいてから「愛の迷信」を実践させてしまうオマケ付きである。もはや本シリーズのお約束となった、莉花さんが洋の名前を1度だけ呼ぶシーンも実に効果的。読んでいてワクワクして楽しくなる見事な展開と言えよう。実はほとんど登場機会のなかった【オズガ】なる少女が次巻では鍵を握りそうだし、洋の隠された秘密も少し明かされたりしており、楽しみが尽きないシリーズになってきた。

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紙の本僕がなめたいのは、君っ! 2

2008/10/23 17:38

信頼関係は強まったが・・・

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:DSK - この投稿者のレビュー一覧を見る

花(花言葉)題材にした学園ラブコメバトル物。第2巻である本作ではフラワー協会から梨花の幼馴染がやってきてメンバーを巻き込む話。しかし、本作のメインは一緒についてきた月夏というキャラの母娘物語である。彼女の絶望から希望へのストーリー展開を軸に、深まる洋、梨花、帆鳥トリオの信頼関係、洋の花視能力の向上、ペロペロ占い(詳しくは読んでのお楽しみ)に相談にやってきた姉妹の溝といった要素がほどよくブレンドされている。前回にも増して花言葉を有効に活用していて面白かった。花言葉の勉強にもなる。洋と梨花の恋の行方は相変わらずだが、幼馴染の登場による洋の嫉妬や月夏と洋の関係を訝しがる梨花など、美味しいイベントは多々あった。ただ、今回もやや淡泊だと思うので、もう少し梨花がデレて欲しいところ。強い梨花が窮地で洋を頼るとか(洋がもう少ししっかりしないと無理か)。普段は「君」としか呼んでもらえずヘコんでた洋だが、今回も1度だけ梨花が洋の名前を呼ぶシーンがある。

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紙の本僕がなめたいのは、君っ!

2008/10/23 17:21

設定が特徴的

3人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:DSK - この投稿者のレビュー一覧を見る

王道的ボーイ・ミーツ・ガール学園物に花(花言葉)の要素を加えた設定が特徴的で、花言葉が好きな人、ガーデナー(若い人にはあんまりいないか)などには本編以外にウケる要素がある。ただし、咲き乱れる花々を描く場面が多くなりそうなので絵師さんは苦労するかも。花族(フラワー協会)と密花という対立構図なので登場人物の創造やストーリーを膨らますには事欠かないであろう。第1巻なので舞台設定や登場人物の紹介に費やされた部分も多分にあるため、本来のストーリー展開は次巻以降に期待するところもあるが、これはこれで結構楽しめた。クライマックスはそれなりに壮大だったし(その割に少々呆気なかったが)。主人公の洋に対するヒロイン莉花の振舞いはやや尊大なツンデレ風味。洋が弱腰というか謙虚(それほどヘタレでは無いと思う)なため、莉花は常に洋を「君」と呼ぶ。おそらくタイトルに沿っているのだろうが、効果的なところで1回だけ名前を呼ぶシーンがあり、これはなかなか上手いなと思った。もう1人のヒロイン帆鳥(中学生)は「洋さん」と呼んで清楚な印象を与えているが、当初より洋と梨花の関係を楽しんでいる耳年増である。この三位一体のバトルが見どころになるが、ラブ要素がやや淡泊なので次から期待したいところ。

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紙の本僕がなめたいのは、君っ! 5

2010/01/31 22:19

いろいろ詰め込んで程良く纏めた完結編

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:DSK - この投稿者のレビュー一覧を見る

これまでのゲストが総登場、いろいろぎっちり詰め込んで二転三転する展開の果てに心地良く幕を引く完結編である。今回は口絵にあるように「ニセ洋」なる人物が登場して恋敵的な振る舞いを見せる。こういう展開でヒロインが心奪われようものなら……と神経質にもなりそうなところだが、誕生の経緯が解れば「なるほどねぇ」ともなるし、まぁ、表紙へと続くための伏線だと思えば良いかと。

花視として人の心や想いを視てきながら自分の気持ちは視てこなかった、想いを伝えることなく流されていたことを自覚し、そのことを悔やみ、気付かせてくれたみんなへの感謝とともに生まれ変わっていく洋の姿が描かれている。これは、常識や固定概念に捉われて自分をその中に当てはめようとする受け身な考え方から、常識は変わるもの、固定概念は打ち破るもの、だから捉われず自分に正直であろうとする自主的な考え方への変化でもあり、それが自らの殻を破って成長することに繋がる、という含蓄があって良かった。いつになくヘタレに描かれていた中盤までに比べて、莉花さんへの想いを溢れさせた終盤からは、(ちょっとだが)違いを見せて頑張った洋である。ただ、今回、というか今回も一番頑張っていたのはオズガだったりする。オズガの挑発に対抗する莉花さんというやり取りを見ると、どっちがメインヒロイン?という存在感である。月夏ちゃんのお母さんのことも解決へ向かったが、もう少し頁を割いて、せめてお母さんからの言葉くらいは聞きたかったな。あと、せっかくの表紙に期待が膨らんだが、まぁ、これが莉花さんの精一杯かな?これはこれで本シリーズらしかったと言えよう。

元より起伏のあるストーリーを上手く書いていたし、当初は希薄だったラヴ要素も飛躍させた作者なので次も期待できると思う。新作を楽しみに待ちたい。

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