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昼も夜も、両手に悪女(イラスト簡略版) みんなのレビュー

  • 鳥村居子 (著), Tiv(イラスト)
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みんなのレビュー3件

みんなの評価3.9

評価内訳

  • 星 5 (1件)
  • 星 4 (2件)
  • 星 3 (0件)
  • 星 2 (0件)
  • 星 1 (0件)
2 件中 1 件~ 2 件を表示

紙の本昼も夜も、両手に悪女 3

2015/09/18 15:48

ヒロインがつける決着

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投稿者:くまくま - この投稿者のレビュー一覧を見る

仁庄助が向かった臨海学校の行き先は、バクバク☆わくわくビーチ、無人島だ。同じ学年の幡ヶ谷月夜や藤森文子だけでなく一学年上の神谷日向という3人の水着姿を見て、ビーチバレーに楽しむという素敵な企画だったのだが、日常に復帰した途端、またしても奇妙な現象が発生する。
 これまで世間体を考えて仮面をかぶって接してきた神谷日向の、仁庄助に対する距離感がとても近くなったのだ。それもそのはず、彼らは幼稚園からの付き合いの、幼なじみになっていたのだ。

 再び怪現象に巻き込まれた。そう思った仁庄助は藤森文子に相談するのだが、彼女の認識も二人は幼なじみだというもの。それに加えて、幡ヶ谷月夜は仁庄助から距離を取るようになる。

 どうやらシリーズ最終巻らしく、人間関係を急速に収束させてしまったようだ。これまでの流れをバッサリと切り替え、意外なところに落とし込んでいる。
 この作品をラブコメと分類した歳の際だった特徴は、仁庄助は何も気づかないラブコメ主人公でありながら、彼の意思よりもヒロインたちの意思の方が現象に強く反映されていると言うことだろう。通常、ラブコメにおいてダメダメな主人公は愛され要因であるはずなのだが、この作品では本気でダメ出しされ、ヒロインたちが先に自分の結論を出してしまうのだ。

 そんなわけで、男性視点で読むといたたまれない気持ちになることは必死なのだが、だからこそ、女性視点でラブコメを見ることが出来て、個人的には興味深かった。

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紙の本昼も夜も、両手に悪女 2

2015/09/14 14:51

この修羅場をなかったことにしたい!

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:くまくま - この投稿者のレビュー一覧を見る

モチェの資料館で起きた出来事のせいで一週間の記憶を失い、なぜ自分が生徒会長・神谷日向や魔術に傾倒する幡ヶ谷月夜と親しくなっているのかをあっさり忘れてしまった仁庄助は、クラスメイトの文学少女・藤森文子の助言もあり、再び彼女たちとの関係を構築し直すことに成功した。
 しかしそれは、恋愛に長けているわけでもない仁庄助にとっては結構辛い状況にもなってしまった。日向と月夜が庄助を奪い合い反目しあう様な状況が、日常のあちこちに出現することになったからだ。そしてその状況をなかったことにしたいと、藤森文子に愚痴ってしまう。

 それにプチっと来たらしい文子は、自身が編纂したという言霊を備えた「浦島太郎」を手渡し、これを使えば願いが叶うかもしれないが、何が起こるか分からないから使わない方が良いといって手渡す。だが庄助は彼女の話が理解できなかったので半ば聞き流し、軽い気持ちでそれを使ってしまった。
 その結果訪れた世界は、確かに彼の周りで争いのないものとなった。それもそのはず、月夜や日向どころか、学校中の人間が彼の存在を忘れてしまったのだ。事情を知っているはずの文子とは連絡が取れず、月夜や日向に近づけば不審人物扱い。どうしてこんなことになったのか…。

 唇、掌、後頭部と、各部位をヒロインが分け合った様な展開に向かうわけだが、そのきっかけは、割かしリアルなハーレム系ラブコメで起きる修羅場から逃れるため、またもや怪しげな現象を使ってしまったことだろう。そんなあっさり他力本願で片付くならば、人間関係に苦労する人なんていない。
 散々叩きのめされながら、ようやく自分のどこがまずかったのか、どうすれば良いのかに気づく庄助。歴史に学ぶのが賢者とはいえ、自分でイタい目に合わなければ理解できないのが凡人の宿命でもあろう。

 次巻はもっとリアルな修羅場になったら怖いな。そういう意味では「オーディナリー・ワールド」と似たリアルさがある。

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