夢判断(新潮文庫) みんなのレビュー
- 阿刀田高 (著)
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紙の本夢判断
2002/05/07 14:24
苦笑い必須の秀作ブラックユーモア集
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投稿者:みこけん - この投稿者のレビュー一覧を見る
短編14編で構成されています。
「死」が題材となっているものがほとんどで、
ブラックユーモアという言葉の通り、不謹慎ながら
最後に「にやっ」と苦笑いしてしまいます。
また、私達の日常でも起こりえるものが
多くあり、不気味さも同時に味わえます。
どの作品も印象深く、秀作だと思いますが
特に「干魚と漏電」という作品が好きです。
“かすかな漏電の原因を調べたら…”
とってもブラックに笑えます。
紙の本夢判断
2002/07/18 00:59
14編の奇妙な世界
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投稿者:絵師K - この投稿者のレビュー一覧を見る
昭和55年の作品だが、一向に色褪せないおもしろさがあった。
ブラックユーモアの短編集で、どれも「世にも奇妙な」話が揃っているので、
それぞれのおもしろさを味わってほしい。私は「柳の下のジンクス」の設定が
おもしろかった。お気に入りは「干魚と漏電」なのだが、これは「ししゃもと
未亡人」というタイトルでドラマにもなった(主演:小川真由美)名作だそうで
ある。
紙の本夢判断
2002/05/08 23:01
慣れちゃった?
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投稿者:APRICOT - この投稿者のレビュー一覧を見る
いわゆる奇妙な味の短編集。充分楽しめるが、以前読んだ同じ作者の「冷蔵庫より愛をこめて」や「ナポレオン狂」に比べると、全然インパクトが薄い。さすがの阿刀田高も、あれほどの高レベルの短編を常に書き続けるのは無理なのか? それとも、単に私が阿刀田短編の強烈さに慣れてしまい、ちょっとやそっとの話じゃ驚かなくなったからだろうか? いずれにせよ残念である。
収録作品は以下の通り。「あの人をころして」、「柳の下のジンクス」、「銀座の恋の物語」、「蜜の匂い」、「ベター・ハーフ」、「殺意」、「海が呼ぶ」、「凶事」、「自殺クラブ」、「紅白梅の女」、「演技」、「夢判断」、「干魚と漏電」、「勝ち馬情報」。
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