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グレート・ギャツビー みんなのレビュー

  • フィツジェラルド (著), 野崎孝 (訳)
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みんなのレビュー4件

みんなの評価4.0

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紙の本グレート・ギャツビー 改版

2003/12/09 04:03

恋をするたびに読み返したくなる本

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:すなねずみ - この投稿者のレビュー一覧を見る

恋をするたびに読み返したくなる本がある。ロラン・バルトの「恋愛のディスクール」、そしてスコット・フィッツジェラルドの「グレート・ギャツビー」。

「Great Gatsby」は、こんなふうに始まる。

In my younger and more vulnerable years my father gave me some advice that I've been turning over in my mind ever since.
‘Whenever you feel criticizing anyone,’he told me,‘just remember that all the people in this world haven't had the advantages that you've had.’

僕がまだ年若く今より弱い人間だったころに父親が与えてくれたアドヴァイスがあるのだけれど、僕はその言葉を以来幾度となく思い返してきている。
「誰かを批判したくなったときには」と父は言った。「ちょっとばかり思い出してみるんだ。この世界のすべての人間がお前のように恵まれているわけではないということをな」(拙訳)


この文章を見つけたことで、フィッツジェラルドは「新しい(小説)世界」が目の前に大きく開けてきたことを実感したはずだ。それは、たとえば(不正確を承知で)「自己を対象化する視点を見出した」というふうに言うこともできるかもしれない。

表現者であるためには、おそらく「自己を切り離すこと」あるいは「自己を切り裂くこと」が、どうしても必要なのだ。そして、それは少しだけ「恋愛」に似ている。

歌手ジャニス・ジョプリンが敬愛してやまなかったという、フィッツジェラルドの妻ゼルダは、彼が主人公ジェイ・ギャツビーのキャラクターをしっかりと掴むことができるようにと、自らの手が痛くて動かなくなってしまうほどに一生懸命にギャツビーのデッサンを描きつづけたという。

やがて悲劇的な結末を迎えることになる二人の生を暗示するかのような、この「グレート・ギャツビー」という小説には、スコットとゼルダ、あまりに純粋すぎた男と女が作り上げた「愛」の形が結晶している。

それは「希望」という名の、ささやかな贈り物である。

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紙の本グレート・ギャツビー 改版

2017/10/22 22:05

予想外の結末

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:L - この投稿者のレビュー一覧を見る

予想外の結末でした。強いて言うなら「きみに読む物語」のうまくいかなかった版、というような感じ。あ、終わってしまったという感じがしました。

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紙の本グレート・ギャツビー 改版

2003/08/28 15:03

美しさと悲しさ

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:jaydogg - この投稿者のレビュー一覧を見る

こういう作品を、美しいというのでしょう。
「美しい」なんて言葉は、無駄遣いしたくはないけれど。

変にハッピーエンドなよりもリアルだし、
押し付けがましく純愛を語るものよりも、純粋だと思う。

人が誰かを好きになるその心はどんなに偽りのない
ものであっても、人間の心は移り変わるって事なのかな。

月並みな言い方ですが、中盤まで読んじゃうと、
もう終わりまで一気に読んでしまう。

ただ、野崎訳は少し苦手。全体的には悪くないけど、
女の人の言葉の語尾とかに違和感あり。

一読の価値あり。

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