サイト内検索

詳細検索

ヘルプ

セーフサーチについて

性的・暴力的に過激な表現が含まれる作品の表示を調整できる機能です。
ご利用当初は「セーフサーチ」が「ON」に設定されており、性的・暴力的に過激な表現が含まれる作品の表示が制限されています。
全ての作品を表示するためには「OFF」にしてご覧ください。
※セーフサーチを「OFF」にすると、アダルト認証ページで「はい」を選択した状態になります。
※セーフサーチを「OFF」から「ON」に戻すと、次ページの表示もしくはページ更新後に認証が入ります。

新規会員70%OFFクーポン

愛の年代記(新潮文庫) みんなのレビュー

  • 塩野七生
予約購入について
  • 「予約購入する」をクリックすると予約が完了します。
  • ご予約いただいた商品は発売日にダウンロード可能となります。
  • ご購入金額は、発売日にお客様のクレジットカードにご請求されます。
  • 商品の発売日は変更となる可能性がございますので、予めご了承ください。

みんなのレビュー6件

みんなの評価4.1

評価内訳

  • 星 5 (2件)
  • 星 4 (3件)
  • 星 3 (1件)
  • 星 2 (0件)
  • 星 1 (0件)
1 件中 1 件~ 1 件を表示

紙の本愛の年代記 改版

2015/08/31 02:52

恋も命がけ

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:きらきら - この投稿者のレビュー一覧を見る

中に収められている9話全てが激情の愛の物語。

もし舞台が日本の現代だったら、ただの昼メロ調なのに、塩野七生さんの手にかかると、
なぜ最後まで読んでしまうのだろう。
それに、巻末で著者が書いているようにこれらの物語は創作なのに、なぜか登場人物が実在したように錯覚してしまう(中には実在の人物も登場する)。

場所と時間を変えれば、人間のエゴな愛情の交錯が織り出す陳腐な愛憎劇。
「フィリッポ伯の復讐」のむごたらしさには目を閉じたくなる。
不義をはたらいた妻を拷問した後、奥行きのある壁の中に閉じ込め壁を再び塗り込める。
さながら現代のコンクリート殺人のよう。
「ローマでは、二十世紀の今でも、古い家の改装工事の折りなどに、壁の中から白骨が発見されることがある」とも書いてある。

古今東西、人間というものはエゴで醜い生き物なのだろうと思わせられた。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

1 件中 1 件~ 1 件を表示
×

hontoからおトクな情報をお届けします!

割引きクーポンや人気の特集ページ、ほしい本の値下げ情報などをプッシュ通知でいち早くお届けします。