あぽやん みんなのレビュー
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紙の本恋する空港
2013/03/03 15:45
前作ほどの面白さではなかった・・・
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:キック - この投稿者のレビュー一覧を見る
「あぽやん」の続編です。主人公の遠藤が成田空港所に赴任して2年目の物語で、前作と同じ6話の短編で構成されています。
前作は、様々な旅客トラブルを解決する中で、遠藤自身が成長していく物語で、1話読み切りに近い構成でした。
一方続編では、1話毎に旅客トラブルを解決する展開は前作と同じですが、もはや遠藤の成長物語ではありません。主に遠藤と二人の同僚(枝元と森尾)との「関わり(枝元への教育指導と森尾との恋愛)」という縦糸で、各話が繋がって進行する構成に変わっています。このようなストーリー構成の変化により、結果として421ページの大作となっています(前作は370ページ)。
内容としては、6話とも面白く、十分楽しめました。特に、森尾へのストーカー騒動が悪化せず、収まるところに収まったハッピーエンドには、何だかホッとしました。ただ個人的には、前作(成長物語)の方が感情移入できました。本書はページ数以上に長く感じたというのが率直な感想です。
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