神田のっぴき横丁 みんなのレビュー
- 氷月葵
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評価内訳
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紙の本神田のっぴき横丁 書き下ろし長編時代小説 2 慕われ奉行
2022/10/03 10:47
三男坊の行く道は
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投稿者:kotep - この投稿者のレビュー一覧を見る
神田のっぴき横丁の長屋に住む元作事奉行の真木登一郎。ある日、若い女性から代筆を頼まれる。その内容とは矢部駿河守へのお礼状であった。しかし、その矢部は老中の水野忠邦、その弟で町奉行の鳥居耀蔵の罠に嵌り、蟄居謹慎を命じられていた。矢部を思う登一郎はなんとかして矢部殿に手紙を渡そうとするのだが・・・・・。
水野忠邦と鳥居耀蔵の悪政は皆の知るところであるが、まさか大塩平八郎の乱にもかかわっていたことには驚きでした。矢部駿河守様には気の毒としかいいようもないですね。
登一郎も早めに隠居してよかったのですね。
紙の本神田のっぴき横丁 書き下ろし長編時代小説 1 殿様の家出
2022/09/07 14:39
次作も楽しみです
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投稿者:kotep - この投稿者のレビュー一覧を見る
3000石で作事奉行である旗本の真木登一郎が突然隠居を申し出た。頭も身体にも異常はなかったのだが、老中やその取り巻きを批判したため、家に災いが降りかかることを恐れ、長男に家督を譲ったのであった。登一郎は神田で長屋の一室を借りて下男と一緒に生活を始める。そうすると今まで見えなかったことが見え始め、武家と町人の生活の違いを改めて感じる。そしてその長屋にはのっぴきならないことばかりが発生し・・・・・。
登一郎の性格からくるものでしょうが、ほのぼのしていて読んでいて苦にならないですね。
登一郎が隠居を宣言した時の奥方様の苦々しい顔を想像すると笑えてきますね。
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