ポテトとスーパー みんなのレビュー
- 辻真先（著）
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電子書籍仮題・中学殺人事件
2023/11/21 16:23
推理
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者：にゃお - この投稿者のレビュー一覧を見る
一緒になって推理してみようと思いましたが、かもめの件とかもですが知識がないと難しくって結局最後読むときまで犯人わからなかったな・・・。
紙の本盗作・高校殺人事件
2005/12/05 22:58
高校生に成長した二人に会えるシリーズ二作目
5人中、5人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者：ピエロ - この投稿者のレビュー一覧を見る
作者の長編デビュー作であるとともに、ポテト＆スーパーのデビュー作「仮題・中学殺人事件」では中学二年生だった二人も今では高校二年生。ひょんなことから知り合いになった男に誘われて、男の実家である田舎の温泉旅館へと。だが、事件が二人を放っておくはずもなく、幽霊騒ぎがあったと思えば、密室での殺人事件まで。ポテトとスーパー、二人のやり取りが楽しいシリーズ二作目です。
「仮題・中学殺人事件」にあったような、驚くような楽しい仕掛けが本書にもあります。眉にツバつけて、注意しながらジックリと読み進んでください。発表当時の流行や風俗が多く書き込まれているので、今読むとどうしても古臭く感じてしまうのですが、それを差し引いても十分におもしろいミステリです。
このポテトとスーパーのシリーズ、（今のところ）「本格・結婚殺人事件」まで二十数作ある（らしい）のですが、現在書店で簡単に手に入るのは、青春三部作と呼ばれている「仮題・中学殺人事件」、本書、「改訂・受験殺人事件」の初期の三作だけ。シリーズを通して読んでみたいと思わせる魅力を備えている二人です。どこかの出版社でシリーズ全作復刊してくれないかな。ぜひぜひお願いします。
紙の本仮題・中学殺人事件
2005/11/29 09:09
犯人は○○
5人中、5人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者：ピエロ - この投稿者のレビュー一覧を見る
迷犬ルパンのシリーズなど数多くのミステリ作品を発表してきた作者の、記念すべき長編デビュー作。なのだそう。もともと、今でいう「ヤングアダルト」を対象に書かれたミステリだそうで、主人公の探偵役は中学二年生の男女二人組み。クセのない文章でスラスラ〜ッと読めてしまいます。
が、ヤングアダルト対象と侮るなかれ、作者は本作で犯人＝○○と、とんでもないことを成し遂げています。この○○、別にハッキリ書いちゃってもいいんです。ネタバレにならないんです。文庫の表紙をめくると、内容案内にちゃんと書かれているので。が、ここでは一応伏せておきます。おもしろ味がなくなると思う方は、この内容案内を読まずに本編へ進んでください。ですが、カンのちょっと鈍い人は作者のねらいに気づかずに読み進めてしまうおそれがあるので、ここはやっぱり内容案内を読んで、作者がどうやって犯人を○○にするのか、ワクワクドキドキしながら読み進めるのが正しい（？）読み方かもしれません。この仕掛けを、よくやったと感心するか、だまされたと思うかは好みの問題ですが。
本書で活躍するポテトとスーパーの二人の中学生、ほかにも何作かで探偵役を務め、それらもいろいろと凝った仕掛けがあるミステリなのだそう。楽しみですね。
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