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管理職の本分 みんなのレビュー

  • 高杉良
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みんなのレビュー4件

みんなの評価3.7

評価内訳

  • 星 5 (1件)
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  • 星 2 (0件)
  • 星 1 (0件)
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紙の本管理職の本分

2012/08/10 12:08

まあまあ

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:yasu2012 - この投稿者のレビュー一覧を見る

良く知った某生保の暴走と災難。
私の資産にも影響与えた事件簿の内実でなかなか面白かった。
でも、まあ、こんなところに預託していた私が馬鹿だった、という反省しきり。
企業の私物化は、腐敗とリスクの根元を再認識した一冊でした。

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紙の本管理職の本分

2012/03/04 22:08

暗い世相に喝を入れる元気モリモリの小説

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ドン・キホーテ - この投稿者のレビュー一覧を見る

 高杉良の企業小説である。本書は以前は『反乱する管理職』というタイトルであったが、文庫本化される際に改題されている。モデルがあるケースであるが、東横線に乗ってN駅で車窓を見ると、モダンな設計の建物が姿を現す。この建物に本社があったのが随分前に破綻した千代田生命である。この会社が本書の舞台となっている。名門生保だった千代田生命がなぜ脆くも消え去ったのかが、本書を読んでよく理解できた。モデル小説なので、当たらずと言えども遠からずといったところであろう。

 いつものように主人公は、有能でずばずばと上司に進言する。入社間がないのにアポなしで社長の家を訪問して自己主張をする。これではなかなか企業内では生き残れないのが現実である。しかし、そこは小説だからスイスイと出世して、ハーヴァード大学でMBAを取得するというオマケ付きである。良いところしか書かないので、スーパーマンのように理想的な主人公が出来上がってくる。

 このスーパーマンのような主人公の出世物語は、いつものように淡々と語られていく。味も素っ気もなく、物語を進めていくスタイルである。善し悪しはともかく、この高杉の表現はスピード感がある。こういうところでもたつくと、出世物語の勢いがなくなってしまう。

 しかし、他の例に漏れずワンマン体制は弊害が多く、手遅れとなり破綻に至るのである。本書では破綻以降も管財人との戦いがある。会社は再建しなければならないが、債権者にも負債を支払わなければならないので、資産を売却しなければならない。それを巡っての対立である。

 外資系企業に買収されて事業は継続されたが、生保の相互会社という形態が様々な面で事業継続の妨げとなるようだ。本書では、主人公が地方支社に転勤となり、生保職員として様々な困難を難なく捌いているところが、なかなか楽しい。本社での勤務とは明らかに異なる環境であり、仕事であることが分かる。

 サラリーマンとしてこういう仕事に対する打ち込み方があるのだということが分かり、勇気を得ることができる。けっして明るくない産業界の今後だが、だからこそ高杉の描く企業人の姿が励みを与えることもある。

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