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筆者の思いがあふれている

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投稿者:ヤマキヨ - この投稿者のレビュー一覧を見る

日本へのキリスト教伝来以降現代に至るまでの、我が国におけるクリスマスの状況を調べ上げた労作です。「火あぶりにされたサンタクロース」や「1970年代、鎮まる男、跳ねる女」など興味深い事象が各年代ごとに紹介されています。
ただ、読後感は苦いものがあります。筆者は「暴力的に開国されたあげく、キリスト教まで国内で好き放題に布教されてはたまらない、という気分である。」と本書248ページで明治期の日本の気分として述べているが、これは筆者の気分ではないかと感じられた。明治以降のクリスマスは朝日新聞を通覧して記事をチェックしたり、若者向けの男性誌、女性誌からその頃の風潮を拾い上げるなど、事実の掘り起こしは丁寧であると思う。しかし、その解釈は筆者の推論や個人の体験に基づくもので、関係者への取材や確認がされているとはうかがえない。「日本とキリスト教は水と油である」筆者がこの本を通じて訴えたかったのはこの一点ではなかっただろうか。
もちろん、キリスト教側の文献にも、筆者が指摘するように日本での殉難、殉教の歴史を一方的に被害者の観点でのみ記述してきたという弱点があることも事実であろう。自分たちより遅れた地域を啓蒙し、キリスト教の光で照らすことが絶対の善であるという姿勢もまた非難されるべきである。しかし、この一点で論を広げるのもまた一つの宗教であるとも、個人的には感じられたのであった。

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