仇なれども みんなのレビュー
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紙の本仇なれども
2004/12/03 02:02
萌えっ
3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:lucaluca - この投稿者のレビュー一覧を見る
時代とシチュエーションと念兄っていうトコからしてツボり、即買いしました。イラストもすごく内容にマッチングしていて、スラスラと読み進めました! 敵討ちって書くのが今は普通だと思うし、敵って捕らえがちですが、内容読んで「仇」ってトコがまたニクです、剛先生!
紙の本仇なれども
2021/01/26 06:05
一途です
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:やじやじ - この投稿者のレビュー一覧を見る
ネタバレあり
江戸末期から明治にかけての話。
(明治維新と言った方が良いか)
長妻藩(架空)の藩校で兄弟の契りを結んだ二人の話。
(長妻藩が衆道が盛んの土地柄って笑える)
相変わらず作者さん特有の様式美的なところがありますが
歴史上の人物が出てきつつの物語です。
一磨は錦の兄を斬って、突然脱藩。
兄の仇として追いかけるけど、
実は錦は兄を殺した理由より
(錦は殺された兄に親愛の情はない)
一磨が自分に何も言わずに消えた理由が知りたいという。
この二人が藩校で出会い
心身の成長とともに結ばれ
で離ればなれになり・・・で再会する。
とにかく、一磨も錦も相手に対して驚くほど一途です。
一磨はずっと影ながら見守っているし
錦も想い続けて、探し続けるし。
(一磨の女房に恫喝するところがまたすごい)
結局、いきなり離ればなれにならざるを得なかったので
そうなってしまったところもありますよね。
結局錦の父は公式には一磨の名誉回復というか汚名返上的なことはせず、
(してないよね??)
ああいう形でしか一磨が表だって復帰できなかったのだなぁって
ちょっと切なくも思いました。
とりあえず、二人が良しとするならば良しですけどね。
「やりた過ぎ」論争はくすくすと笑ってしまいました。
そうそう、今市子さんの絵と話はとてもあっていて良かったです。
今市子さんのコミックであってもおかしくない作品ですしね。
(今市子さんも好きです)
架空の長妻藩は「時のない男」にも出てきますので
両方知っているとちょっと楽しめると思います。
作品自体には関連性はないですけどね。
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