絶滅できない動物たち―――自然と科学の間で繰り広げられる大いなるジレンマ みんなのレビュー
- 著:M・R・オコナー, 訳:大下英津子
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紙の本絶滅できない動物たち 自然と科学の間で繰り広げられる大いなるジレンマ
2020/11/24 09:22
復活させた動物を野生に還すには
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ふみちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る
作者は序章で「脱絶滅に取り組んでいる個々の人間は素晴らしいし、見ならうべき刺激的な人々もいることはいる。だが、人間が現在の種とやっとのことで共存している
時代に、復活させた動物を世界に戻す方法を示した者はそういない」と語っている、
この本で作者が語りたかった主題だ。フロリダパンサー、ホワイトサンズ・パプ
フィッシュ、キハンシヒキガエル、アララ(ハワイガラス)といった動物たちを例に
挙げて、作者は交雑、別種へと進化したものは元の動物たちと違うのか、違うとすれ
ば保護していく価値はあるのか、そして動物園から元の環境へと動物たちを戻す困難さ(えさを自分たちで捕獲できるのか)を訴える。映画「ジュラシックパーク」の世
界が現実におこるかはわからないが、私は絶滅した動物にはかわいそうだけど、「復
元」には怖さを感じてしまう
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