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伝わる・揺さぶる! 文章を書く みんなのレビュー

  • 山田ズーニー (著)
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みんなのレビュー8件

みんなの評価4.3

評価内訳

  • 星 5 (5件)
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  • 星 1 (0件)
3 件中 1 件~ 3 件を表示

紙の本伝わる・揺さぶる!文章を書く

2008/08/05 21:42

正直の力

3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:半久 - この投稿者のレビュー一覧を見る

この手の本のレビューは、ビビる。少しはうまくなった文章を書かなくてはいけないのではないかという、プレッシャーに襲われるからだ。ところが、いっこうに上達している気配はない。もちろん、この手の「文章読本」のせいではなく、私の能力のモンダイだ。こう、あきらめ気味に呟きたくもなる。「文章の良し悪しなんて、しょせんは才能に左右されるんじゃないの。けっ!」てね。それでも、ついすがってしまうところにワタシという人間の弱さがあるのだろう。
おっと、だけど著者はこういっている。

《自分以上にいいものを書く必要はない。しかし、自分以下になってはいけない。だからこそ書くために必要なのは「考える」ことだ。》

ああ、そうなんだよね。少なくとも自分以下にならないために本書を活用すればいいのだろう。そう思えば気も楽になるかな。素養のある人は、本書を手がかりにどんどんステップアップしてもらうとして。

そう、肝心なのは考えることだ。そして、考えたことをヒトは表現したくなる。表現を受け取ってくれる存在である「他者」が共感してくれたり、目的を共有して動いてくれればもっと嬉しい。それを求めるには、脈絡もなく気ままに考えて綴ればよいというものではなく、方策が必要になる。
以上は言い古されたことではあるが、たぶん真実を突いている。共感を引き出すためには、まずは他者に対する伝達性が高く、結果を出すためによく機能する文章作りを目指すことからスタートするのがいいと、著者は考えているのだ。

前半は、文章作りのための7つの要件を解説。

1.意見--自分が一番言いたいことを発見する
2.望む結果--何のために書くか?
3.論点--何を書くか?集め方・絞り方・決め方
4.読み手--自分の立場を発見する
5.自分の立場--同上
6.論拠--説得のためにいかに視野を広げるか?
7.根本思想--自分の根っこの想いに忠実か?

比較的スタンダードな流れだが、それぞれの解説は、著者が長年に渡って指導してきた経験が生かされた的確なものになっていると思う。
ここで面白いのは7の根本思想だろう。書いたものを極力要約することで、根っこにある想いが見えくる。大切なのは、その根っこにある自分の気持ちや生き方にうそをつかないことなのだ。
「正直者が馬鹿をみる」世の中じゃないかと、もの申したくもなる。しかし著者は、自分を偽った言葉を並べても説得力はないという。文章はそんなに甘くない。自分の生き方にうそをつかないことが、むしろ有利な戦略になるのだそうだ。

この後、実践編・上級編と続く。それだけなら、よくできたKnow-how本ということで終わりであるが、本書がその域を超えているのは、第5章の「その先の結果へ」とエピローグがあるからだと思う。
そこで強調される著者のモットーは、《人はそれぞれ、かけがえのないものを持っている》だ。なにか、えらく陳腐に聞こえるかもしれない。しかし、そのかけがえのないものを有効に引き出すために力を惜しまない著者の本気度が伝わってきて、思わず心が揺さぶられてしまうのだ。
テクニックを磨くだけではダメで、根本思想をしっかり抱きながら、その想いに賭ける情熱こそが人を動かすのだろう。
それを身をもって示してくれたラスト・ランに、心地よい薫風が吹き渡ってくる。

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紙の本伝わる・揺さぶる!文章を書く

2016/09/27 12:31

文章を書くのが苦手な方へ

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ぷちこ - この投稿者のレビュー一覧を見る

読みやすく、分かりやすい。
いまいち言いたいことが伝わらない、とにかく文章を書くのが苦手、そんな方にオススメです。

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紙の本伝わる・揺さぶる!文章を書く

2021/11/28 05:38

自分の人生を始めるための一冊

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:モカブラウン - この投稿者のレビュー一覧を見る

いろんな書類の書き方を通じて、自分の頭でモノを考えて人生を歩き出すためのたくさんのヒントが詰まった一冊。

書くことは考えること 考えることは自分の人生を生きること

この本を手に取った方が自分の頭で考える喜び、自分の足で一歩歩き出す喜びと出会い歩んでいくことを願いたくなる本。

考えるってタイヘンだけど、こんなにも楽しくてうれしいんだということを教えてくれる本です。

高校を受験する子の小論文の書き方の指導の話は今でもどこでも実感をもって読める実例として多くの人に届くのではないかな。

縁のあるいろんな人に贈りたくなる本です。

実際贈ったりしているので何度か買い直しています。

この本を読むことで心を、考え方を、そして生き方を揺さぶられてください。

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