少年皇族の見た戦争 みんなのレビュー
- 久邇邦昭
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紙の本少年皇族の見た戦争 宮家に生まれ一市民として生きた我が生涯
2021/10/22 09:56
この本で批判しているのは、どちらだ?
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:オタク。 - この投稿者のレビュー一覧を見る
この本で実父の朝融王の婚約破棄事件について書かれた本を批判している個所があるが、書名を出さないけれど多分、「青年君主昭和天皇と元老西園寺」か「闘う皇族」のどちらかだ。朝融王は小山いと子の取材を受けた時に都合のいいところばかり話して「皇后さま」が出版されたので、前田菊子・酒井美意子母子の怒りを買って、酒井美意子は自著で再三、小山いと子を批判している。どうやら久邇宮家では、「酒井菊子が本当は悪い」が正しいという事になっているらしい。もし、そうなら小山いと子は晩年、「皇后さま」を再版した時に、この事件についての章を削除したのか?、になる。著者は酒井美意子の弟と幼稚園時代からの友人だと書いているが、それなら何故、皇籍離脱後の実父が「お互いに独り身になった」から、と前田菊子に再婚を申し込んだ事を書いた酒井美意子に抗議しなかったのか?「闘う皇族」で書くところの「朝融王事件」は生まれる前の出来事なら知らない、と言えるが、昭和4年生まれの人が昭和22年10月以降の出来事を知らないわけがないはずだから、事実なのだろう。
「お東騒動」の台風の目の一つだった大谷智子裏方や「高松宮日記」で臣籍降下後も「皇族風を吹かせた」と書かれて、晩年、青蓮院を天台宗から離脱すると宣言して東本願寺みたいに世襲を認めさせた東伏見慈洽門跡といった弟妹も言えるだろうが、朝融王に「皇后の兄」だから、と健康状態が良くないのに帝国陸軍で勤務して寿命を縮めてしまった実弟の久邇邦久侯爵ぐらいの責任感があれば、良かったのだろうが。
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