明治維新で変わらなかった日本の核心 みんなのレビュー
- 猪瀬直樹, 磯田道史
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2018/05/27 09:49
通史の重要性
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投稿者:ヒトコ - この投稿者のレビュー一覧を見る
通史の視点で歴史を語る磯田さんと、若い頃読んだ「ミカドの肖像」が印象的だった猪瀬さんの歴史対談。
江戸時代の農民は意外に自決権を持っていた、徳政令は課税調整措置だった、この時代に中国圏から完全に離脱したなど、認識を新にした。以前から、日本では何故誰も天皇を排して権力の頂点に立とうしなかったのか疑問だったが、権威と権力を使い分けるこの上手いシステムこそが日本には必要だったのだ。
明治維新はブルジョワ革命ではなく、そのシステムも利用した権力の移行だったのだな。通史という視点は本当に大切だと思った。
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