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日本人の食卓 おかず2001 みんなのレビュー

  • 浜田ひろみ (著)
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紙の本

紙の本おかず2001

2000/07/13 20:08

いぶし銀の味わいの料理本

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投稿者:田島安江 - この投稿者のレビュー一覧を見る

 フランス料理だ、エスニックだと味を追っかけていながら、なぜかダウンしたときはお粥でほっとし、飲み過ぎた後は仕上げにお茶漬けだなという気分は、日本人の心に根強くある。これってノスタルジーなのか。
 なのにである。
 ちゃんとしたおかずが作れない人が圧倒的に多いのもまた、現代の日本人。この本で何よりもうれしいのは、カップや大さじ小さじなんて表現が出てこないこと。つまりは酒としょうゆ、少量の砂糖で味付けするという風に書いてあるだけ。味付けは作る人の裁量、お任せだ。作り方だけで、カロリー計算も栄養学もない。家庭の料理は素材をうまく組み合わせるだけでいつの間にかバランスが取れて来ますよ、という証明でもある。表現はまことに簡潔。だからこそ、1冊の本の中に2001ものレシピを入れられるのだ。カラフルな料理の本が多い中で、これはいぶし銀の味わいだ。
 しかし、読んでいて「おかず」という言葉に日本人のノスタルジーとばかりは言い切れない「ふか〜い意味」が隠されていると気づいた。私たちが日頃見ている身近な食素材は、日々の料理に生かされているのだろうか。私たちの母たちは乏しい数の食素材を組み合わせ、さまざまな味を作り出してきた。日本の調味料が多彩なのは、いかにして別の、違う味を作り出せるかの智恵だったのだ、と。
 
 この本を読んでいると私は「さあ、あなたはこの食素材でいくつのレシピがいえますか」と試されている気分になる。

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