半化粧の恋【イラスト入り】 みんなのレビュー
- 鳩村衣杏, 高座朗
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紙の本半化粧の恋
2012/04/27 15:19
主従逆転
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:はにーとーすと - この投稿者のレビュー一覧を見る
大正十二年、初夏。
侠客・佐賀屋の博徒、景(受け)の思いは複雑でした。
美貌ながら、半身を紅い火傷の痕に覆われた彼の通り名は「半化粧の景」。
景の、美しく白かった肌と運命とを変えたのは奉公していた堂島邸の火事だったのです。
その堂島家の長男であり放火犯として服役していた充洋(攻め)の出所。
秘かに慕い続けていたかつての主は、
景の弟分として任侠の道に入ることを望んのでした・・・と続きます。
堂島家での充洋との綺麗な思い出と充洋の父に蹂躙された暗い思い出。
博徒になっても充洋への密かな思いを抱いている景。
無論充洋には絶対にそんな素振りは見せません。
充洋の為にこっそり体を売ってしまったりととっても健気で切ない景なのです。
最後は未来ある終わり方で安心しました。
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