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チェインドッグ みんなのレビュー

  • 櫛木 理宇
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紙の本

紙の本チェインドッグ

2016/01/19 22:24

ぞっとする

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:あや - この投稿者のレビュー一覧を見る

そこら辺にいそうな義務教育時代は優秀だったが、小さな世界から一歩でてくると自分がたいした人物ではなかったと気づかされ鬱屈した日々を送っていた大学生が語り手である。シリアスキラー榛村からの手紙が届いたことで彼が“かわって”いく。

内容はミステリー。容姿端麗で他人の心に影響を与えるのがうまい榛村の“冤罪”をはらすために語り手の大学生が奔走している。

読み終わってまず第一に、ミステリーとしてはいい意味で、後味が悪い。連続殺人犯の人物像を周囲の人物から聞くことで想像させるという点では「白ゆき姫殺人事件」に似てると思った。
気になった語り手の一人称に着目して読み直してみたらぞっとした。ミスリードもしてたと思った。プロローグの伏線が秀逸。読み直しても納得いかない点もあったがこれもサイコパスの結果なのか…

作中の台詞「嘘をつくときは、…」とあるが過去の実存したシリアスキラーをあげていたり、主人公の大学生活が身に染みるものだったり、虐待の描写がやけに具体的だったりするなかでのフィクションなのがこの本を妙に現実の話のように見せてくる。

名探偵が活躍するような犯人探しのミステリーではなく、サイコパスの話で、淡々とはしているがグロテスクな描写も含まれるので読む人によって評価が別れると思う。

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