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  • 牧野 修
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紙の本

紙の本Mouse

2001/05/14 13:04

叙述のぶれが残念

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:OK - この投稿者のレビュー一覧を見る

 ドラッグと幻覚に覆い尽くされた世紀末的な子供の楽園「ネバーランド」を舞台にしたSF連作集。いわれるほど「特異な言語感覚」に目を見張りはしなかったけれど、筋書きだけみるとわりに凡庸とも思える話をあえてこの設定にぶちこんで、物語世界の特異さを際立たせているのがなかなか巧い。「少年/少女」の憎めない理解しがたさを、うまいこと活かした描きかた。
 最近作の『スイート・リトル・ベイビー』と共通する物語要素は、

・「モンスター」としての子供
・「感覚」への懐疑/「感覚」を支配される怖さ(と、美しさ)

 といったところだろうか。加えて、

・設定の説明が結構くどい(というか、間が悪い)

 のも妙に共通している。どうも叙述の話法なんかへの意識がいまいち薄いようで、たとえばドラッグのなか現実と夢の区別がつかなくなるのはいいのだけど、ならばそれを統括的に語る三人称視点は一体どこにあるのか、というあたりが判然としない。そのぶれがせっかくの世界構築を弱めているような気がした。映像作品なら強引に持っていけるところかもしれないけど。

http://members.jcom.home.ne.jp/kogiso/

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