東大現代文でロジカルシンキングを鍛える みんなのレビュー
- 著者:柳生 好之
- 予約購入について
-
- 「予約購入する」をクリックすると予約が完了します。
- ご予約いただいた商品は発売日にダウンロード可能となります。
- ご購入金額は、発売日にお客様のクレジットカードにご請求されます。
- 商品の発売日は変更となる可能性がございますので、予めご了承ください。
1 件中 1 件~ 1 件を表示 |
2020/11/29 01:11
「東大入試に学ぶロジカルライティング」の超絶劣化コピー
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:名無し - この投稿者のレビュー一覧を見る
「ビジネスに役立つ説明力、会話力、思考力は、東大入試で磨ける!! 名文ばかりの東大現代文に向き合えば、論理的思考力は身につく」と豪語するが、社会で東大現代文なんか大幅に上回るものは掃いて捨てるほど出てくる。
この一言からも明らかに、著者は一般社会を甘く見ていると言える。
内容もごく平凡で一般的な現代文参考書と大差なく、「文章の『中身』ではなく、『フレーム』を軸とした名講義」とは到底言えるものではない。
「東大入試に学ぶロジカルライティング」(吉岡友治 著、筑摩書房 刊)の超絶劣化コピーとも言え、タイトルも極めて似せて、その名にあやかって金儲けしようという魂胆がミエミエである。
そもそも、東大に合格・卒業し、長年に渡り現代文・小論文の指導に携わり、その評価も高い吉岡師。
対して、東大に合格すらしていないのに、東大現代文を語るが、その内容も薄っぺらな著者。
格や実力の違いは議論するまでもない。
著者の所属予備校での授業や映像授業の評判は非常に良いようだが、本書に限って言えば、その評判に相応しい水準のものには感じられない。
著者・出版社・関係者の、責任感・力量の程度が窺い知れる。
1 件中 1 件~ 1 件を表示 |