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偽善エコロジー 「環境生活」が地球を破壊する みんなのレビュー

  • 武田邦彦 (著)
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みんなのレビュー6件

みんなの評価3.8

評価内訳

  • 星 5 (2件)
  • 星 4 (1件)
  • 星 3 (2件)
  • 星 2 (0件)
  • 星 1 (0件)
6 件中 1 件~ 6 件を表示

エコロジーを疑え!

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:絶望詩人 - この投稿者のレビュー一覧を見る

この本には、世間で喧伝されているエコロジーへの疑念が書かれてある。
エコロジーと聞けば、良いことのように感じるかもしれない。
だが、エコロジーとは何かを理解していないと、かえって環境を悪くする危険性もある。
そもそも、エコロジーとは何かが分からない人が多いことだろう。
そして、エコロジーを喧伝する人達は何のために行っているのか?
そんな疑問に対する答えが書かれてあるのかも。

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人類にとって本当に大切なことを考え直すきっかけに

7人中、7人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:コーチャン - この投稿者のレビュー一覧を見る

 著者の武田邦彦氏は最近、福島第一原発の事故に関しても忌憚なき意見を述べ、今なお話題にのぼる人物である。風評やマスコミの報道により誤って形成されたデマの正体を、科学者の立場から明らかにしているその態度は、2008年発売の本書においてもうかがわれる。
 およそ現在エコロジーと称して国民に課せられた数々の法的、道義的規制のほとんどが、武田氏によれば偽善であり、多くの場合その努力は有害でさえあるという。
 曰く、レジ袋の不使用を勧めるのは企業がエコバッグという商品を購入させるために生み出したデマにすぎず、石油資源の有効利用のためには、むしろレジ袋をどんどん使うべきである。同様に、割り箸も遠慮せずどんどん使うことで林業における木材の無駄が減り、産業の活性化ひいては真の環境保護につながる。
 地球温暖化にいたっては、そのような主張のそもそもの発端がアメリカのアル・ゴア氏のオーバーな警告に満ちた著書や映画にあることを指摘し、彼が温暖化の象徴としてあげているツバルという南太平洋の島における水位の低下がアメリカによる無計画な開発の結果生じた地盤地下によるものだと示唆する。
 武田氏の主張のいくつかは実際、最近になってその真実性が認識されてきている。たとえば彼は、とうもろこし由来の新燃料バイオエタノールは、食べ物を燃やすという倫理にもとる行為によって生み出されたものであり、先進国のエゴのため、発展途上国のさらに多くの人々が飢える原因を作っていると断罪する。そして、それについては最近マスコミでも大いに指摘されている。
 武田氏の語り口はおだやかで、かつ明快である。それでいて、良識の代表のごとく環境保護を訴える人々への批判は辛らつだ。特に、マスコミ、それも公共放送として国民から視聴料を巻き上げ、その金で膨大な電気を消費し、不必要な番組を膨大な量のチャンネルでたれ流すNHKへの批判は聞いていて溜飲が下がるというか、実に痛快だ。
 ―2008年には、とあるテレビ局が地球温暖化を防ごうという大規模な放送をやっていました。番組で多額な年報をもらい、高級車に乗り、豪華な自宅に住み、冷暖房を十分につかっている人が、「江戸時代はロウソクも節約していました、みなさん、慎ましい生活をして温暖化を防ぎましょう」と呼びかけていました。それを見ていて、私は少し気分が悪くなりました。豪華な生活も悪くはありませんが、自分が節約していないのに、他人に節約を呼びかけるのはどうでしょうか。―
 私も、武田氏の言説すべてが正しいと主張するつもりはない。彼の立場を批判する意見にも大いに耳を傾けるべきだろう。しかし、今までのようにエコと叫べば、水戸黄門の紋所さながら国民がひれ伏すというような風潮だけは断ち切らねばならない。そういう意味で本書はだれにとっても、エコロジーとは何か、人類にとって本当に大切なことは何かを考え直すきっかけにはなるはずである。

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アルミ缶のリサイクルだけ、すばらしい

4人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ふるふる - この投稿者のレビュー一覧を見る

それ以外の地球に優しいといわれていることは、ほとんどダメだと言っている。

日本中がエコブーム状態で、反対意見を言いにくい雰囲気の今こそ、このような意見が出される必要があると思う。

特にNHKはエコに熱心だ。紅白歌合戦でも照明を絞ってろうそくの炎の中で歌うという演出をしていた。それならテレビ放送を止めたら?とツッコミを入れたくなった。

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エコロジーなのかエコノミーなのか

6人中、6人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ゆきはじめ - この投稿者のレビュー一覧を見る

 京都会議以来、環境保護が声高に言われていますが、問題の本質に行き当たるまでにも誤解や曲折のあることが少なくないようですね。
 人間が何もせずにじっとしていることが一番の環境保護だと言ってしまえば極論ですが、環境対策にお金をかけることに経済効果以外の意味が果たしてどれだけあるのかは疑問です。
 環境への効果は計りにくいですし、活動に付随する全てを総合するとなると尚更ですが、エコロジーのエコが単なるエコノミーに替わっていないか、今までの常識が本当に正しいかどうか、ひとつひとつ見直してみる必要があるかも知れませんね。そんな気にさせられます。

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角を矯めて、牛を殺し、偽善者のみ生き残る

12人中、9人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:GTO - この投稿者のレビュー一覧を見る

 この著者の本を読むのは、『環境問題はなぜウソがまかり通るのか1・2』、『リサイクル幻想』に続いて4冊目である。前3冊と比べすっきりとまとめられていて読みやすい。データに基づいた論証がしっかりないと納得できない人には、前作がお薦めであるが、何をすべきで、何をすべきでないかを手早く知りたい方には、この本がお薦めである。
 
 それにしても、利権恐るべしである。反論し難いお題目を唱える裏に巣くう人々に良心を求めることは難しい。生前エンデが科学者に良心を求めることの難しさを語っていたが、環境問題に関して特にそれを感じる。ファインマンの本を読むと(ファインマン自身は自覚的ではあるが)科学者に結果責任を感じない人がかなり存在し、そのような科学者は金に弱く、それゆえ学会でも力をもつ人が生まれる傾向が感じられる。
 
 科学者ばかりが悪いのではない。科学者とか、専門家という言葉にすぐに騙される私たちにも責任がある。そして、それを利用して金儲けや省益を考える羞恥心も倫理観もない人たちこそ諸悪の根源である。この著者の意見をすべて信じるわけではないが、この本で指摘を受けた事柄に対して、政府や地方自治体は精査して、改めるべきは早急に改めるべきである。でなければ、現在環境保護活動に熱心な人で、本気で善いと信じて行動している人たちが浮かばれないではないか。正直者が馬鹿を見る社会はいずれ滅びる。
 
 とりあえず、レジ袋や割り箸、野焼きの奨励、ペットボトル、紙、プラスチックのリサイクル禁止、家電リサイクル法、無駄な省エネ推進政策の廃止を即時行い、子や孫に住み良い環境を残しましょう。

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タイトルで損をしているかもね。

7人中、7人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:四月ねずみ - この投稿者のレビュー一覧を見る

 本当のエコとは何か?
 ゴミの分別にどれだけの意味があるのか。
 企業の金儲けに踊らされてはいないか?
 そういった事を書いてある本です。
 「偽善」と言う言葉が酷くマイナスなイメージを持ってしまっている上、今まで頑張ってきたエコはエゴ(企業の)だと書かれているのを読むと、確かに不愉快な気持ちになるかもしれません。
 少なくとも私は「そこまで言わなくたって良いじゃないか」とちょっとやさぐれました。
 だけど、じっくり読んでいくと「効率よく」環境を労わる方法が書かれていることに気付きました。
 たしかに、ちりも積もれば……とエコと言われている事をがむしゃらに行なっていては生活が破綻しかねないし、長く続けるのは難しそうです。
 それに、全く逆の効果を招きかねない「エコ」もあることがわかりました。
 一つだけ言うと、エコバック。
 今、スーパーのレジ袋を減らせば石油の節約になる。
 エコの第一歩。そういったイメージを持ちがちです。
 けれど本書にはレジ袋がいかに効率の良い石油の使い方をされた物か、エコバックを作る分の石油がどれだけ貴重なものか、バックを買わせる戦略ではないか? だませれていないか? そういった事を考えさせてくれました。
 (そもそも、レジ袋って最終的にはゴミ袋として使ったりと何かと便利なんですよね……。指定のゴミ袋って高いし、大きいものの方が割安だから使うけれど中々ゴミがぴったり入らない……)
 
 あと、目次が非常に優れています。 
 難しい理屈がわからない人や、面倒くさい人(私?)
 最低限目次だけ目を通して自分のエコ生活、なにをやって何をやらないかを選ぶ参考にするのも良いかもしれませんよ。

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