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紙の本

タイトルと内容が違う

4人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:照月 - この投稿者のレビュー一覧を見る

帯に、「偽りの起草者ベアテ・シロタ・ゴートン」彼女の書いた憲法は、

「コピペによる捏造だった」という言葉がある。

ただ「コピペ」は模倣であり、捏造ではない。捏造とは、なかったものをあったかのようにすることだ。

本の内容もこのベアテ・シロタ・ゴートンが中心であり、副題をそのままタイトルにするか「起草者ベアテ・シロタ・ゴートンの真実」とした方が合っていたと思う。

このベアテ・シロタ・ゴートン、22歳当時に日本国憲法を「書いた」人、としてあるドキュメンタリー番組で紹介された。

たまたまその番組をわたくしも見たが、その時は「タイプライターの仕事をしていた」というニュアンスだった。

しかしこの番組が切っ掛けで彼女は注目されるようになり、いつの間にか「日本国憲法を書いた」から
「日本国憲法を起草した」というニュアンスになっていき、なんと200回も日本に招聘され、講演活動や著書の出版をするようになったのである。

これは著者高尾氏の怒りの告発の書である。

しかし、冷静に考えなければいけないことがある。

日本国憲法を起草していないのに、日本国憲法を起草したと言った彼女の書いた文章は、上司のルースとの書いたものか、ワイマール憲法をコピペしたものだった。

それを自分のオリジナルのように言った点は、批判すべきである。

ただこうしてできた日本国憲法が悪いものなのか、というのはまた別の問題である。

ワイマール憲法の模倣で悪いのか。内容が良ければいいのでは。問題なのは、彼女の嘘だろう。

また著者はこうしたベアテの行動を「日本への怨念」というが、拡大解釈のような気がする。

なぜ「怨念」があるのか。

ユダヤ人だったベアテ一家。ピアニストだった父は迫害を逃れるため来日。しかし、日本がドイツと同盟を結ぶ、日本も居ずらくなり、ベアテを単身で1939年アメリカに留学させた。

その後戦争になり、ベアテは両親と離れ離れになってしまう。両親は、戦時中日本政府の意向により軽井沢に疎開するが、それをベアテは「日本による強制移住」と終生誤解したのである。

実際には強制ではなく、東京が空襲になって同盟国の外国人に被害が出ることを恐れたのである。

ただベアテの両親は日本語が出来ず、この辺の記述は、日本語ができない母の話をそのまま信じてベアテが書いたものなので彼女だけの責任ではない。

マスコミにちやほやされているうちに自己の実績を誇張するようになるのは、誰だってやってしまいそうなことである。

著者にも冷静な目が必要だろう。彼女の問題行動と、彼女がユダヤ人であることと、どれほど関連があることなのだろうか。

ベアテもあの世で頭を抱えていることだろう。

出来るならこの本は、アメリカで出版しないで欲しい。アメリカで出版されたら、彼女の子供と孫が気の毒である。

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