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ジーンリッチの復讐 みんなのレビュー

  • 山川健一
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みんなのレビュー3件

みんなの評価2.4

評価内訳

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3 件中 1 件~ 3 件を表示

紙の本

紙の本ジーンリッチの復讐

2002/05/11 12:02

つまるところ器用なんですね、この作家は。

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:yama-a - この投稿者のレビュー一覧を見る

この作家はその時代に脚光を浴びている色んなものを題材にして次々に書いて行く。つまるところ器用なんですね。
そして、中途半端に器用なのではなく、結構イイ線まで器用なので割合安心して読める。悪く言えばミーハーなのだけれど、よく言えば時代を見る眼がある。適度にエンタテインメントであり、過度に嘘臭くはない。そういう意味では村上龍に通じるところがあると言っても良いのだが、受ける感じは全然違う。
特にこの作品は主人公が実にあっけらかんとした少年であり、ある意味で同じように少年たちの反乱を描いた村上龍の「希望の国のエクソダス」なんかと比べると、明らかに深刻さがない。最後のほうなんて、まるでこれはアニメですよ。
で、読んでがっかりするかと言えば、まあ、これはこれで、という感じ。
そういうところに収めてしまうというのは、やっぱりこの人は、つまるところ器用なんですね。
入念な下調べに基づいて遺伝子操作やインターネット・ウィルスという先端的な事項を織り込んだ、器用な作家による適度なエンタテインメントを読んでみるのも面白いですよ──というのが総括でしょうか?

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紙の本

紙の本ジーンリッチの復讐

2001/10/03 12:16

未来を予測する数々の理論を提示

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ゲレゲレ - この投稿者のレビュー一覧を見る

 物語の舞台は西暦2020年。遺伝子を操作することで、癌などの大人になってからかかる多くの病気を予防できる。さらに、頭のよさなど、プラス面の遺伝子操作も行われた人間が現れる。それがジーンリッチだ。

 未来のSF夢物語ではなく、実際に技術的に人間への遺伝子操作が可能になっていったときに、人の心はどう変わるか。多くの予測が含まれている。冒頭で事件を巻き起こす未来のインターネットウィルスは、パソコンへの影響のみならず、直接、人間に作用する点にも驚いた。

 物語には多くの理論が登場し、未来予測の根拠を示している。不確定性原理、アポトーシス、クローン、遺伝子…などの説明。私にはちょっと難しかったが、科学やSF好きの人にはおすすめだろう。

 物語の中では、少年と青年との友情、男女の愛などの人間関係が、遺伝子操作時代の人の心のあり方のひとつの解となっている。主人公たちが属する頭脳波乗工房株式会社は、社会からドロップアウトした少年・青年たちが集まり、営業している設定。だが、彼らの会話、つきあい方などから、頭脳波乗工房は、あたかもエリート大学出身の頭のいい子供たちが作ったベンチャー企業に感じられた。男女の愛も美化され、リアリティが感じられなかった点がちょっと残念。ただ、そんな読み方をしたのは、私自身が社会からいったんは、ドロップアウトしているし、おやじ化したせいなのかもしれない。

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紙の本

紙の本ジーンリッチの復讐

2001/12/04 18:16

2001/12/03

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:日経ビジネス - この投稿者のレビュー一覧を見る

2020年の没落した日本を舞台とするサイエンスフィクション。厚生労働省、大学病院、製薬会社の人間が突然激しい発作に襲われ、廃人と化す不可解な事件が起こる。被害者は皆、ある電子メールを開いた瞬間、パソコンから放たれた強い光線を受けていた。
 その時、18歳でゲーム会社を経営する日比野裕之のもとに、リリカというハンドルネームを持つ女性から「あなたを買いたい」と連絡が入る。これが物語の始まりだ。彼は有能な遺伝子研究家の遺伝子から作られた人工生命体だ。2020年には彼のような「ジーンリッチ」とそうでない人間「ナチュラル」が存在し、彼らは共存か淘汰か、という選択に直面する。医療の発展や情報技術(IT)を進化論に当てはめて解釈する独特な世界が描かれる。
Copyright (c)1998-2001 Nikkei Business Publications, Inc. All Rights Reserved.

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