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紙の本

ルールメイキングの一例としての憲法制定の解説書

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:kwt - この投稿者のレビュー一覧を見る

本書には次のようなことが書かれています。結論的には,2013年参院選挙で争点とされている,改憲論・護憲論には直接関連したものではなく,手順論が示されています。
本書は,ルールメイキングの一例として日本国憲法を取り上げ,ポツダム宣言下において,GHQと内閣という当時の憲法制定に係る利害関係者が,天皇制を維持(陛下を法廷に立たせない)しつつ,民主的な国として国民の総意の下にこの憲法が定められたということを世界に知らしめるために,どのような交渉を行ったかを,著者の得意な英語の知識に基づいて,英文で書かれたGHQのメモなどを翻訳しながら,時系列を追って整理・解説したものです。
英文和訳の書,規則が作られる交渉術としては興味深いです。
ただし,憲法そのものに関しては,交渉では押しつけられた形を取ったとしても,文中に出てくる白州次郎氏の言葉;「いいものはいいと素直に受け入れるべきではないだろうか」に現れているように思えます。著者が述べたいことは,改憲するしないにかかわらず,利害関係者,今様の言葉で言えばステークホルダーが,ルールを定めるための議論・検討・交渉を実施できているのか?との問いにあるのだろうと思います。
憲法の中味に関しては取り上げられていません。現行憲法の価値に関しても,改正手続き以外に関しては言及されていません。あくまで,ルールメイキングの一例として,当時の記録を解きほぐす立場で書かれています。
内容に触れてしまいましたが,上記は本書の「はじめに」と「あとがき」を立ち読みすれば解るようなことです。本書の現行憲法制定過程を読むことにより,憲法を改訂するならばルールメイキングの作法に則した手続きが必要なことが,明確になるかと思います。

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