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叶精作 作品集(2) みんなのレビュー

  • 叶精作
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みんなのレビュー6件

みんなの評価3.2

評価内訳

  • 星 5 (0件)
  • 星 4 (1件)
  • 星 3 (5件)
  • 星 2 (0件)
  • 星 1 (0件)
6 件中 1 件~ 6 件を表示

現代の美しき春画

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:赤運太郎 - この投稿者のレビュー一覧を見る

ベテラン漫画家であり、イラストレーターでもある
叶精作氏の作品集です。

「オークションハウス」「ビューティ男」「堕悪」
「異聞・花と蛇」のエロチックな扉絵や挿絵を中心に
構成されており、背中に入れ墨のある女性や、縄で
縛られた女性のあられもないポーズが楽しめる、
モノクロとカラー作品が半々の30ページほどの内容です。

さすがに無修正ではありませんが、それでもかなり際どい
ところまで見えており、ヘアの描き込み具合は素晴らしいです。

私は特に、北斎の「蛸と海女」をモチーフにした作品と、
ペンと筆による線画にphotoshopの着彩・加工を組み合わせた
その制作過程を紹介した6ページが興味深かったです。

叶氏の人物造形の美しさも素晴らしいですが、ご本人も仰るように
それを以てしても及ばない色気を描いた北斎という天才絵師は、
本当に偉大だなと、改めて感じました。

この作品集は叶精作氏にしか描けない、まさに「現代の春画」と
言える内容です。
興味があればぜひ、ご覧下さい!

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分冊版なので作品数は少なめ

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:赤運太郎 - この投稿者のレビュー一覧を見る

「叶'sスーパーPinup」「魔物語」などで使用された
妖精や人形をテーマにした10作品を収録した
30ページ(作品掲載は20ページまで)の作品集です。

手描きとデジタル、両方を使用した作品が収録されており、
今回はIpsae(イプセ)というドールを描いた作品の
メイキングも紹介されています。

鉛筆のラフからペン入れ、鉛筆による陰影、photoshopでの
着彩までが8ページで解説されています。
デジタルで完成した作品も悪くないと思いますが、
私はペンと鉛筆で描かれたモノクロ画の方が怪しくて好きです。

作品数が少なくやや物足りない内容で、メイキングのページが
多いので、制作過程に興味がある方ならともかく、
作品を見たいだけの方にはお勧めしません。

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過去の作品をデジタル加工するとどうなるか?

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:赤運太郎 - この投稿者のレビュー一覧を見る

過去に描かれた16作品をデジタル技法でリメイクした
30ページ(作品は24ページまで)の作品集です。

色褪せたり、モノクロだった過去の手描き作品と
それらをカラフルにデジタル加工した作品が、
隣り合わせに配置された構成です。

こう言っては身も蓋もありませんが、デジタルでいくら
奇麗に加工しても、その作品自体の本質である美しさや
欠点は変える事が出来ない様に感じます。
それは使用する側の都合の良さでしかなく、私はやはり
作品本来の風情や、そのままの美しさの方が好みです。

過去の作品をデジタル加工するとどうなるか?という
趣向自体は面白いと思いますが、変化が地味なので
あまり楽しめませんでした。
作品自体は素晴らしいので、当時を知っている
ファンの方なら楽しめるかもしれません。

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現代の春画

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投稿者:赤運太郎 - この投稿者のレビュー一覧を見る

ベテラン漫画家であり、イラストレーターでもある
叶精作氏の作品集です。

「オークションハウス」「ビューティ男」「堕悪」
「異聞・花と蛇」のエロチックな扉絵や挿絵を中心に
構成されており、背中に入れ墨のある女性や、縄で
縛られた女性のあられもないポーズが楽しめる、
モノクロとカラー作品が半々の30ページほどの内容です。

さすがに無修正ではありませんが、それでもかなり際どい
ところまで見えており、ヘアの描き込み具合は素晴らしいです。

私は特に、北斎の「蛸と海女」をモチーフにした作品と、
ペンと筆による線画にphotoshopの着彩・加工を組み合わせた
その制作過程を紹介した6ページが興味深かったです。

叶氏の人物造形の美しさも素晴らしいですが、ご本人も仰るように
それを以てしても及ばない色気を描いた北斎という天才絵師は、
本当に偉大だなと、改めて感じました。

この作品集は叶精作氏にしか描けない、まさに「現代の春画」と
言える内容です。
興味があればぜひ、ご覧下さい!

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過去の作品をデジタル加工するとどうなるか?

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:赤運太郎 - この投稿者のレビュー一覧を見る

過去に描かれた16作品をデジタル技法でリメイクした
30ページ(作品は24ページまで)の作品集です。

色褪せたり、モノクロだった過去の手描き作品と
それらをカラフルにデジタル加工した作品が、
隣り合わせに配置された構成です。

ただ、こう言っては身も蓋もありませんが、デジタルで
いくら 奇麗に加工しても、その作品自体の本質である
美しさや 欠点は変える事が出来ない様に感じます。
それは使用する側の都合の良さでしかなく、私はやはり
作品本来の風情や、そのままの美しさの方が好みです。

過去の作品をデジタル加工するとどうなるか?という
趣向自体は面白いと思いますが、変化が地味なので
あまり楽しめませんでした。
作品自体は素晴らしいので、当時を知っている
ファンの方なら楽しめるかもしれません。

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分冊版なので作品数は少なめ

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:赤運太郎 - この投稿者のレビュー一覧を見る

「叶'sスーパーPinup」「魔物語」などで使用された
妖精や人形をテーマにした10作品を収録した
30ページ(作品掲載は20ページまで)の作品集です。

手描きとデジタル、両方を使用した作品が収録されており、
今回はIpsae(イプセ)というドールを描いた作品の
メイキングも紹介されています。

鉛筆のラフからペン入れ、鉛筆による陰影、photoshopでの
着彩までが8ページで解説されています。
デジタルで完成した作品も悪くないと思いますが、
私はペンと鉛筆で描かれたモノクロ画の方が怪しくて好きです。

作品数が少なくやや物足りない内容で、メイキングのページが
多いので、制作過程に興味がある方ならともかく、
作品を見たいだけの方にはお勧めしません。

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